栗本先生の「小説道場」を再興してほしい!! ①

 いや、あれはBL特化だったんで、もうちょい間口を広げて「一般文芸特化」でやってほしい、て感じなんだけどもさ。


 表舞台と裏舞台が分かれている形式になると思うんな。それこそデータベース式の巨大な投稿サイトがあって、そこはランキングなんか実装されてなくって、リンクも別にないんだわ。完全に倉庫状態で、利用者は例えばTwitterとかで自由にリンク張って使うカタチ。だから、Webで見つけた資料の仮置き場みたいな使い方も出来ると思う、て感じで。パブリック管理は工夫が要るだろけども。


 そんで、表舞台はそれこそ栗本先生の「道場」形式ですよ。


 ランクがあってね、確かクラスで分かれてんの。Aクラス、Bクラス、Cクラスだったっけ。で、Aクラスの中の特に優れた作品は先生自ら講評を入れて、全文が掲載されるって方式になって、すごい栄誉な気分になれるのよ。受賞作ってワケだよ。


 正直、他のクラスは作者名が乗るだけなんだから、栄誉を求めて投稿するって感じの道場だったよね。名前が載るだけでも嬉しい、クラス上がるだけでも、て感じ。


 でさ、さっきのデータベースを活用してさ、この名前しか載ってないトコへリンクかけて、作品も読めるようにするってコトを考えてみたんだわ。どだ?


 小説道場では本当に作者名だけだったけど、タイトルも置いてさ、そしたらフツーのSNSの投稿サイトと体裁は同じだろ? 最初からクラスで分かれてるだけだわ。


 誰がクラス分けをするんだ、て問題があるかもだけど、公募とは違うんだし、クラスって数名だけで厳選するわけじゃないから、ざっくり分けてしまうだけの話でさ、かつての2ちゃんねる管理人みたいに有志でいいと思うんだよね。


 ラノベは頭から読まなくていいんだから、実際の数はたぶん半数以下になるだろうし。ラノベはそんなの、あらすじと冒頭でほぼ判別出来るんだから、て。文体が紛らわしいのは、ラノベの設定だが文芸で書いてある、で文芸読者は納得するんだし。文体がラノベで設定もラノベだったら文芸読者は怒る、てだけだからさ。そこのお墨付きを保証するために、選定はやっぱ、どこぞの編集員さんとかがやってくれたらいいけどねぇ。




 

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