「表現の自由」は「誰かの権利侵害」を容認などしない ③

 さて、もうひとつ厄介な主張を潰しておくか。


 擁護勢が反論でちょいちょい使うリクツで、「描かれているのは非実在の人物である」というのがあるが、これはアウトです。


 そのリクツをゴリ押すなら過去に批判されてきた人種差別などの手法もセーフだと主張していることになるから、気をつけよう。

 風刺画などで使われた差別的表現物は、実在の人間を表してはいないと強弁できるものばかりです。ゴリゴリに特徴を強調し、ステレオタイプの分類を作り出して都合の良い解釈のみをそこに付与した。これに相応するなら、アウトだというくらいは説明要らんだろう?


 フェミさんたちが何度も何度も繰り返して言っていることが、この「ゴリゴリに特徴を強調し、ステレオタイプの分類を作り出して都合の良い解釈のみをそこに付与した。これに相応するなら、アウトだ」に相当する、というのも気付いてもらえると嬉しい。


 こういう表現手法を擁護するということは、ひいてはかつて差別手法として非難されてきた歴史の否定でもあり、そうでないならダブスタだ、ということです。


「非実在人物なら権利は有していない、」というのは的外れな反論です。これまた不利しか呼ばんので振り回さないでね、お願い。差別承知と思われかねんのよ。あまりに強弁すると、他の差別は許されないが女性は差別していい、と印象付けます。



 よし、潰したな。次いこう、次。



 <具体的な指摘がある参考ページ>

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68864

『炎上繰り返すポスター、CM…「性的な女性表装」の――』





【追記(2023/01/31):

 フェミが持ち出した基準は、フェミという「いち学派」の創作造語でしかない。その定義も名称も理屈もだ。創作物にすぎないソレで、現実の誰かに罪を背負わせている。差別者に仕立て上げている。


(面倒になってきたんで、以後決定打を貼り付けて終わらせる。)

 そろそろ単純化していく。

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