「大麻」について調べている
公募ネタでほんのさわり、ワンシーンの、だいたい2000文字程度の記述があって、調べる必要性を感じつつも面倒で後回しにしていた部分にようやく手をつけた。
「大麻」
最初に勘でクリックしたリンクは、大麻を推奨するサイトだった。いきなりタバコとの比較が始まり、いかにタバコが害であるか、タバコと比べて大麻の害が少ないかを切々と語っていた。……いや、タバコが有害なの解りきってるから。(汗
海外で大麻、いわゆるマリファナが一部で合法になっているのは、歴史関係で「しぶしぶ」なのだが、そこは語らない。
長い間、日本においてもタバコは未だ合法であるが、それがなぜなのかを説明するなら、昔は科学医学が未発達でその有害性がまったく知られていなかった頃からの愛用率が凄まじく、今になって急にその有害性から違法とするには使用者の数があまりに多すぎたからであり、これらの人々がいきなり犯罪者認定されてしまうのは法の精神から言ってもあんまりだろうとされたからだ。
さらには、タバコの害は脳の破壊にまでいかない。犯罪の誘発に結びつかないがゆえにその方面での危険性が低いとされたからだ。
ひっくり返せば、大麻は「脳を破壊する」から犯罪に結びつく危険が高い。
この部分に対して、異議を申し立てる医療関係者がいたらたぶんヤブだ。科学的に実証されているらしいので、大麻は害がないなどという話は真っ赤な嘘、比較論で「~比べると害は少ない」と言われているだけだ。それと、もともと麻薬中毒者が凄まじい数だった海外の、事情によっては合法とせざるを得なかったあたりは日本のタバコが未だ国営販売であることとよく似ている。
常習で逮捕された収容者の、大麻告発の手記とやらが公開されていたので読んだのだが、「文章がまずヤバい」ことがヤバヤバだ。クるよ、こう、言葉を尽くした説得の文章などよりよほどに緊張というか、圧迫感が。
文章の端々が、なんというか……「アルジャーノンに花束を」なのだ。
脳が壊されていってるわけなんで、それを如実に物語る文章で、告発文を書いてあるのはこう……説得力だね。内容も、使われている単語や言い回しは高等教育を受けていると感じさせるものなのに、全体でみると妙なチグハグさがあって、細かい部分では幼稚な変換が行われているのが解るのだ。
こう、「一部溶けています」という感じがするのは、ちょっとゾッとした。
いや、吸い方と死亡率だよ、何を調べてんだ。と、いうわけで進捗。なかなか細かい部分の修正が終わらない。
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