またまたフェミの話(個人的に面白くなってきたから)

https://togetter.com/li/1425110#c6991230

『フェミがオタク叩きをする根幹思想”社会構築主義”とは』


 フェミの、「お気持ち」とかいって人々は揶揄してるわけだが、実はだな、彼女らの思想というものは現在、世界を構築しているベースとなる価値観だの何だのを根こそぎぶっ壊す可能性が高いのだ。間違ってない可能性のが高いと私は睨んでいる。


「ポスターが全女性を性的客体化する」

「自分たちの身体を客体化して性的に消費する男性加害者の代表格」



 これには予防科学が根底に隠れている。


 つまり、表現の世界において認められているコトが、現実で認められないのはおかしい、という論理の援用になっているという指摘が、そもそものフェミの根底だろう。そこを攻撃しているだけだろ。だからとても「全う」だと思うんだ。刑法で言うところの「幇助」を問題視してるんだろ。解れよ、とか思うんだが。


 そしてそれは、的外れではないよな。犯罪については世間はその影響力というものをちゃんと認識しているし、真剣に考える。だけど、表現だけは免罪符を与えているのよ、なんで?てなる人が現れただけの話だわ。


 私は専門的な学がないから、専門用語は解らない。だから、援用とかいう言葉も、ちょっとカッコ付けで言った。(笑


 ただ、よく言われる「エロ本が性犯罪を助長している!」の方は逆の可能性が高い。これが、先に挙げた「幇助」とごっちゃにされているよね。上で挙げてる悪影響の代表は、女性抑圧の悪習慣を肯定してしまう、という点だよね。女性に対する、現在ではセクハラとかモラハラとかを、漫画やアニメ、ラノベとかが肯定的に捉え、女性は別に怒らないはず!みたいなドリームを与えてしまうってトコな。


 漫画とかアニメとかラノベに、タバコのパッケージみたいにいちいち「これはフィクションであり現実の女性はこんなチョロい思考はしてません。」とでも書いておかねばならないっていうことを訴えているわけだよ、要するに。


 あと、「これはフィクションであり、ここに挙げられる数々のセクハラ・モラハラを肯定する趣旨は制作者一同ございません。」とかな。


 表現に関わるシュミや、できれば仕事として関わりたいとも思ってるんで、表現の権利そのものを揺るがしかねないこのフェミという思想には嫌でも注目してしまうわけですわ。表現は、紙でしかない、非生物でしかない、そんなモノが生きた人間より優先されてしまうのか?という問題提起がまずあるんだな。これがな。表現の自由に権利を与えるというところに、大いなる矛盾がまず潜んでいるんでな。


 本当は、ニュースとかのお堅い表現にまで影響を及ぼしかねない思想なのだ。



 ついでに。


 彼女らのこの、予防的な思想というものを否定するのは難しい。なぜなら、病理予防だとか犯罪予防だとか、そういったさらに一般的には深刻な問題に否定的立場で向かわねばダブルスタンダードとなって、恣意的立場を露見するからだ。



追記(2023/01/30):

 5年経過で増えたことを追加記述。


『フェミニズムは「学派のひとつ」である。それが別の学派を封殺するために法制を悪用しようとしている。その状況についてはすでに歴史が命名してる。言論の弾圧であり「ファシズム」だと。繰り返し記述する。フェミニズムは数ある学説のひとつに過ぎない上に、なんら実証もされていない下位言説である。』

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