掘り出し物の漫画の卵、みっけ!!

https://togetter.com/li/1395575

「コミティアの出張編集部ーー(どーでもよろし)」


 ここでチョロっと載せられている、『死を纏うステルビア』という漫画が、ぱっと見ただけで解る、これはきっと面白いヤツ。


 しかし、10社の編集部が口をそろえて言う、「今、ファンタジーはムリ。」てのも間違いじゃないんで、これは大事に温存しておいてほしいなーと思うの。


 服装のブームと同じで、周期があってさ、一周回った再ブームの前哨戦あたりで出せば充分に通用すると思うから。その時に出せないのは、既製品に当たるナーロッパ系のファンタジーだけ、ということになるからね、温存しとけばいいんさぁ。(笑


 ナーロッパ系ファンタジーも一つのジャンルとして定着するんだろうけど、今はほんとにブームだから、それ一色になっちゃうのは仕方ないんだよね。昔、SFとか探偵小説がそうだったよーなもんだよ。


 定番のジーンズファッションとかさ、定着する新規のものってそんな大ブームの後で残ったもの、て感じだからさ、そんな嘆かなくていいと思うんだな。まずは、そこを温存した上で、今出せるものってことで、手駒を増やした方がいいと思うんよな。


 この作者さんは手広くやれる実力者みたいだから、多岐に活躍できそうで羨ましい限りだわ。色んなジャンルで作品を幾つも持っているって、アドバンテージになるからねぇ、今。


 なんにもない人間は焦りますですよ。(笑



追記:

 編集部が言ってる「ファンタジー」てのは、ナーロッパ舞台以外の世界観を持つ作品だよね。ナーロッパてのも良く出来た造語で、これはジーンズとかの名称と同じ役割を果たすわけよ。ユニクロとかね。

 リーズナブルなある種のファッションアイテムのマストは、ユニクロが抑えてしまったって時期があったじゃないすか。それと同じ状況な。読者は、選択肢の中に強力な定番アイテムとしてのナーロッパ系ってのを認識しているわけだわ。

 そこに斬り込んでいくとなったら、そら、よほどの作品でないと難しいんだから、そういう作品が出来たら出せばいいし、そこまではムリかなと判断したなら、時期が悪いとお蔵入りにしとけばいい、てことよ。

 ブームに乗っかった作りってのは、そのブームが終わると二度と出せないモンにしかならないけど、ブームに押されて出せなかっただけのオリジナルは、機会があればいつでも出せる、てことね。

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