細分化の中で役割固定が起きてラノベや漫画が安価なエロ供給専用マシーン化するかも知れない

 まんまだけどもね。


 現状、娯楽の選択肢って最大化まで広がっていて、消費者はよりどりみどりで、自分にあったカスタマイズが可能になっているんだけども、そろそろバランスが崩れてきてもおかしくないと思うの。


 ビジネスコンテンツって、多様性だの細分化だのとは相性悪くて、出来るだけ需要を纏め上げて、絞って、大量生産に持ち込まないと採算合わないでしょ。


 何が起きてくるかってと、イメージとか多数決の原理でさ、需要の高いトコに合併吸収されていくわけじゃん。そしたら、特にラノベとかなろう系とか、Webの二次同人とかオリジ漫画とかでさ、


 一番勢いがあって需要があるのは「なに?」となるわけ。


 エロだよね。



 消費者的には、他の欲求に関してまで、同じトコで求めなくていい時代なんだわ。



 ストーリーで感動したいとかなら、ドラマとか映画とか、小説だっても一般文芸やら文学で探す、という風に、用途の細分化が始まっているかもしれない、という危惧を抱いていますわ。


 ビジネスを仕掛ける側はさ、別にそれで困ることなんか何もないのがさらに問題で、漫画なんかはまだジャンルの仕切りっていうのが強固にはないから、割とエロも描くしシリアスも描くってことが可能だけど、小説は仕切りがくっきりしてるから、ジャンルの移行ってのがますます難しくなるのかもしれない、とか思って。


 まぁ、否定材料も沢山あるんで、ハズレるかな、という公算も大きいんだけど。けど、なんか異世界モノっていったらマジで一色になったり、ピクシブBOXでのエロ同人のフライング事件とか聞くとさ、ビジネスの原理と絡んで妙な化学反応起こして、変に窮屈な状況が将来出現するんじゃないかな、みたいなことをふと考えてしまってさぁ。


 符号は幾つかあるんだよね。なろうだけでなく、後続のSNSも軒並み、人気作となるとテンプレ異世界一色に染まってる現状とかさ、なんか不気味だと思わないかい。もっとバラけていて当たり前のモノがバラけていない、この異常な偏りは何が原因なんだろう、と考えて、消費者の方が、用途を分けているからじゃないか、という推測が出てきちゃって。


 かつてはなかったこの偏りが、現状維持でこのまま変わらないのか、あるいは、もっともっと偏っていってしまうのか、というのがね、ちと不安だなぁ、という話。



 今でこそ、「原作見ずにエロイラスト描いたって別にいいじゃん、」程度で済んでるけど、そのうち衆愚というものは「イラストなんてのはエロと決まってんのに普通のヤツ描いたって見てもらえるわけないじゃん、」と言い出す。


 ”普通の”テーマを発表する手段の中からイラストという手法が消え去る瞬間だ。



 自身が、何かに対して嫌悪感を抱いた時は、たいがい何か問題が隠れているよな。

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