締め切り寸前でテコ入れしたい病気
なぜでせう? あと数日しかないのにポッと設定が浮かんで、ごり押してでも挿入したくなっています……。
前作も確かそうだったんよね。推敲が改稿になって、初稿、二回目、三回目と回を重ねるごとにボリューム増。いや、減らすだろ普通は、とか思うんですが。
そんでやっぱり前作も横溝賞に出した時は、メフィストの時より設定が盛られたわけでして、それがまた締め切り寸前だったからその部分だけ改稿が納得いくレベルまでやれなくって、すごくやっつけになったのが悔しくって。あと5000文字でいいから付け加えさせてくれ!とか、今でも思っとります。
そういう後悔がないようにと思って、じっくり向き合ってきたのに、この体たらく。なんで毎回毎回、締め切り直前に設定盛りたくなるかな~。orz
さすがにミステリも三作目となれば、少しは書き方に慣れて、設定のねじ込み方もマシになってきたと思うんですわ。初だった『フェイク』は本当に行き当たりばったりというか、設計図なしで建築するが如しで、肝心のトリックのネタを入れ忘れるという大ポカをやらかしたりしたんで……いやホント。
今回はダイジョウブ! トリックなしの叙述一本槍だから!(笑
だけどこれ、落とし穴があってさ、トリック抜きだしポカはせずに済むだろうとか思ったまでは良かったんだけど、トリックがないってことは、叙述だけで騙すってことで、ハードル自体はびょびょーんと跳ね上がったのでした……(ナンテコッタイ
これ、落ちても文句言わない。ちょっと背伸びしすぎた。(笑
そんで、専門用語でトートロジーとか言うんだそうだが、最近の私、これをバリバリ強化週間ですたい。(笑
トートロジーって、しつこくって、こってりで、私はその効果が今のトコお気に入りっす。なんかねぇ、文章がねっとりするの。「大事なことなので、二度言いました。(キリッ」てのにある、ある種の強効果があって、産み出された強引さってのが内在の暴力って感じで好き。いやみったらしいというか、ねちっこいというかで。
これもやりすぎると「しつけー!」てなって台無しなんだけどね。
小説の文章は書けば書くほど面白さが深まるよねぇ。(笑
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます