相互クラスタについての所感
相互クラスタって、あるよね。
ツイッターなんかで繋がりあって、
読みっこしたりするんだって。
と、いうわけで、相互クラスタに関して考えを纏めてみたいと思います。
嫌う人はとことん嫌うみたいですな、これ。やっぱり義理で評価をしあう側面があるんで、実力以外で差が開くのは我慢ならんというのも解かります。なんか卑怯くさいもんね。だけど、宣伝DMでも何でも、読まれたいならやればいいじゃん、とも思います。そこんとこはあんまり読者の側に立ってないんですね。
私は、別に誰かと競争するとかは公募でしか考えちゃいないんで、そこんとこはどうでもいいかなというトコロです。Webでのデビューを諦めてしまえば、あんまり気にならなくなるもんですな。その代わり、公募の発表前期間は胸が締め付けられるほど恐いというのを実感しております、今。
読者的にはどうなんでしょう。読者とひと口に言ってもタイプがありますけど、コミュニケーション目的で接する読者にしたら、作者さんが近い位置まで降りてくれるほど嬉しいだろうなと思います。作者と作品を完全に切り離せる読者さんというのも居ないでしょうし。
なので、クラスタで作者と読者が直接に繋がりあうってのは、読者側にデメリットはなさそうです。作者側は想像するだに大変そうですが。
ただし、これ、クラスタに参加する読者さんにとっては、というだけなのが、実は問題点ではないかと思われます。外部の読者さんにとってはデメリットがあるかも知れない、時とバアイにより。
それが、カクヨムやなろうなどのランキング形式での投稿サイトですかね。クラスタではない読者さんにしたら、正確な指標としてのポイントではないかも知れないというデメリットは発生してしまうわけですもんね。
それだけでなく、クラスタの性質によっては書籍化してプロに転向した後でデメリットが発生しますよね。公平なお付き合いによって維持されているクラスタの場合は、作者さんが付き合う相手に偏りが出てきたら不公平と感じるでしょうし、そうすると大規模なクラスタは当然ながら、形成できないということになります。
従来、プロ作家のクラスタというものは、その作者本人は蚊帳の外で形成されているものでしたが、これ、実は理想形だったのかも知れません。二次創作にしても、寛容な作者さんは「本、送ってね、」くらいの距離感だから、ファン同士で妙なエコヒイキといった空気が生まれずに済んでいます。それでなくてもトラブルは付き物で、その上に作者までがトラブルを作り出すことになったら、目もあてられませんし。
眺めているだけのお付き合い程度が、プロになった時にはちょうどの距離だと思うので、クラスタに参加するにも評価などの打算で近付いていくのはどうなのかなぁ、という気はしますね。ツイッターなどは本当に気が合う人だけでクラスタを形成していった方が、後々には良いのではないかと思います。
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