里見八犬伝あらすじ現代訳
めっさ、面白い。(笑
ほんとにザックリ掻い摘んだもんなんだけど、なんせ原本が古文の25年かけて書かれた大長編なもんで、生半可な気持ちじゃ読みきれないってんで敬遠してきたヤツですわ。
それの、ほんとの、ザックリ簡略あらすじ形式で書かれた、有志の作品を発見しまして。いや、次の公募作が千葉県房総半島舞台に決めたんで、八犬伝は外せなくなっちゃったから、なんだけども。(人形劇とか観たはずなんだけどいかんせんうろ覚え)
ザックリで書いてくれててもフツーに10万字越えてるそうなんで、原本どんだけやねん、て感じに空恐ろしい気がしますが。とにかく助かったわけです。
いや、面白いよ、ふつーに。現代のラノベライクな読者サマ方にお勧めするポイントとしては、全編「俺TUEEE」、全編「悪役令嬢系」、全編「異世界転生」、全編「勧善懲悪シンプルストーリー」、そんでもって総勢300人の登場人物!
やー、フツーに大スペクタクル娯楽大作でした。(笑
あらすじ調で書いて面白い話はホンモノだから間違いがない。さすが時代を超えて読み継がれる名作の、問答無用の面白さだわ。読み出したら止まらんです。ハイ。
『里見八犬伝のあらすじをまとめてみる』山本て 氏著
http://giraffe.topaz.ne.jp/bkn/satomi8/
いろんな現代語訳あるだろうけど、これ、もしかしたらNo1に読みやすい。
あらすじに徹している文章だから、極力、余計なことは書くまいという著者の心配りが行き届いていて、その徹底さが読み心地に反映されているんですかね。解説的で、非常に解かり良いし、すんなり読める。著者さんはたぶん、普通に小説で書いても巧いんだと思うけどもそれを徹底して抑えて、とにかく文字数を削ろうとしているのが見えるんだけど、それでも元が元だから、ていう。(笑
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