巧い描写ってどんなもの?
これ、ほんとに定義がないから迷うんだよねぇ。
私的には、誘導だと思ってますが。最上級は「催眠状態」で自分が誘導されていることさえ気付かない状態で、すっかり気分とか価値観を塗り替えられている状況。
例えば、「絵が浮かぶ」という感想文ありますが、これだけだと、ぜんぜん喜ぶべき感想なんかじゃない。もっと精進せねば、と発奮すべきことで、次のステップへのヒントを頂いたという事です。
絵が浮かぶというのもピンキリですよ、漠然と、ぼんやりと、「浮かんだよーな気がしてるだけ」なんてのが実は多い。例えば、お気に入りの作品の主人公、ちゃんと姿かたちを絵にして描けますか?てんです。
絵が浮かんだよーな気がする、というのも実は千差万別で、満足度も千差万別。だから、ラノベが嫌いな人は総じてラノベの描写過少なスタイルが嫌いという共通点があるように思いますし、ラノベしか読まない人は他のジャンルを回りくどいだの面倒だの言います。
描写の質と量、説明文の分量、これでジャンルが決まるよーな気もします。
鬱陶しい描写って、確かにあるんです。ヘタクソな描写ですね、説明を廃して描写だらけの作品を書けば、自分の描写力がどの程度かすぐ判断できます。オブジェクト描写に偏りすぎたり、抽象的すぎたり、無駄が多いと鬱陶しくなります。
私はわざと人物の特徴だのは付けない描写をしてるんで、ひどく抽象的なイメージしか描けないと思います。小説って、この抽象的な想像に限定して、伝達している部分が大きいと思うんで。だからファンアートなんかで十人十色にキャラが変わっちゃうんですよね、小説だと。
描写のウマヘタは、完全に腕前ですんで。多い少ないではない、てだけ覚えてくだされば。
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