　大まかには、作文の上位版と言うべきもの。作文できることを前提に、作文の応用を用いて行われる芸術分野の作品のこと。

『作文の基礎』

　他人が読んで意味の通じる文章が書けること

　要点を押さえた簡潔な文章が書けること

　明瞭で無駄のない文章が書けること

　て・に・を・は、の用法を正しく使えること

　です・ます、た・だった、など文調統一されていること

　主観と客観が入り乱れたり、人称が混ざったりしないで書けること

　一文一意の基礎的な作文が出来ること

　などなど。

　小説とは、上記のことが当たり前に出来る者が、あえてこれらを破り、あるいは無視するなどして、自由闊達に文章を綴ることで表現する芸術。作文ならば悪文と呼ばれるところを、センスによって小説の文体に昇華させた文章で書く行為、または書かれた作品。

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