ネット小説では今後は容赦なく作品を消せ。

 ネット小説を読む読者は、その作者の実績と人気を鑑みてから連載作品を追うかどうかを決めるんだそうだ。


 だったら、連載途中で止まってしまったもの、エターナルで着地出来なかった作品はさっさと消してしまった方がいいという事になる。


 フォロワーが居て気になるという良心は、けっきょく仇にしかならない。


 失敗作は消してしまう、がネット上での当たり前レベルになれば、誰もあなたを責めはしない。とにかく完成させるという良心も無駄だ、完成度が低ければそれはやっぱり実績のうちとなり、あなたの現在の実力以前に読者のチェック項目になる。


 失敗作、未完作品はネットに残さないのが正しい。


 それが早期のうちにネットの常識になってくれればいいが……。

(でなくば、まさに正直者がバカを見る、あまりにも残酷な世界だ)


 失敗作、評価の低い作品を連続して出してしまったら、さっさとアカウントを消して、新しいアカウントで出直した方が良いのだそうだ。それは確かにそうだと思う。


 ほんの一人か二人、その失敗作を気に入って保存のためとフォローしてくれた人を踏みにじっていく方が、成功に近付けるというのは本当に、人間は愚かだなとしか思えなくて切ないね。久々に、どうしようもなく悔しい思いをしている。

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