??? ーⅡー
“おいおいどうすんだよ、ピクリとも動かねえぞ! おめえさんのせいだぜこれ!?”
“そんな風に言わなくてもわかってるわよ! あんたみたいに何千年も眠れるような、便利な身体してないのこっちは! 大体どうしてあいつのを持ってんのよ! そんな身体で動かれてたら、こっちだって引き寄せられるに決まってるじゃない!”
“そんなつまんねえ言い訳が聞きたいんじゃねえやい! あーあ! あんだけがむしゃらに身体鍛えてりゃ、さぞかし俺を上手く使いこなせてたんだろうなぁー! どっかのエルフさんよりもなー!”
“・・・・・・ッ! し、仕方ないじゃない、なんとかなるわよきっと! ・・・・・・あいつがしっかりやってくれれば。そうよ、わたしは悪くないわ! 元はと言えばあいつのせいだし”
“あーあ! あいつにもっかい握られたかったなー! あいつは最後に俺を置いてったりしなかったから気に入ってたんだけどなー!”
“・・・・・・あーもう、黙って聞いてればネチネチうっさいわねッ! そのことに関してはさっきから何度も謝ってるでしょうが! ・・・・・・はぁ。まったく誰に似たのよもう・・・・・・”
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