ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。

作者 木本雅彦

知っているようで知らない「家族」の記録

  • ★★★ Excellent!!!

ダウン症といえば、だいたいはどんな症状を呈するものなのかは、私は良く知っているつもりだ。(※私の兄が重度の知的障碍者であり、その関係でできた横の繋がりにたくさんのダウン症の方がいたからだ)

ダウン症と一口に言っても、そのステータスが千差万別であることも知っている。個人差が如実に表れる(ように見える)障碍だからだ。

だが、正直に言えば、その「家族」がどんな「工夫」をしているのかまでは(知っていそうで)知らない。子どものために学び、未来を逐次修正し、子どもと共に成長していく……と、書けば簡単なのだが、その描写数行に込められた実態は、もっともっと激しいものだろうと推測できる。そこを敢えて淡々と書いている所に好感が持てる。

本エッセイ、現時点ではまだ成長過程である。どのように成長していくのか、興味深く見ていきたいと思う。



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