第368話 これにて一旦終わり




 このエッセイを書き始めてちょうど一年である。

 予約投稿を駆使し、唯一書き忘れた10月3日以外は毎日更新して一年……。

 愚にもつかぬことながら、よく書いたものである。よく続いたものである。


 人様の文章を見ていても思うが、書き続けないとどんどん筆力が落ちる。

 ましてや自分のように文才のない人間などは、筆力が落ちるどころではない。

 マイナスである。駄文が、駄々々……文になってしまう。

 とにかく修練のために書いてきた。上達したのかはわからないが(それは残酷なことに、作者にはわからない。わかるのは読者だけなのである)、落ちないようにと必死だった。


 これからも書くことはやめないと思う。

 しかし、区切りのいい一年でこのエッセイは一度終わりとさせていただきたい。

 一年間、読んでくれてどうもありがとう。

 読んでくれる人がいたからこそ続けることができた。

 読者様は神様である。これからもどうか私の大切な神様であって欲しい。


 カクヨムという場にも、更なる発展を願ってやまない。

 また何か書くことがあるかもしれないから、完結にはしないでおく。


 これにて一旦終わり。

 ありがとう、さようなら。

 お会いできる日があれば、どうぞよろしく。

  

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日々燦々、こころは行く雲、流るる水 八島清聡 @y_kiyoaki

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