第292話 小説の書き方




 1 材料:プロット、パソコン、文章作成ソフト、電気、体力、激アツな妄想

 2 はじめに、プロットを勢いと妄想で包み、心猛るままにキーボードを打ち…

 3 ちくしょう! 台無しにしやがった! お前はいつもそうだ。

 4 この駄文もどきはお前の人生そのものだ。お前はいつも失敗ばかりだ。

 5 お前は色んなことに手を付けるが、ひとつだってやり遂げられない。

 6 誰もお前を愛さない。




 いや、私のことを愛する必要は1ナノミクロンもない。

 作者なんざ、「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよとスピッツがチェリーで歌ったけれど、それなら最初から愛はいらんやろ」並みにどうでもよろしい。

 よく知らんけど、元気で生きてくれればそれでいい。


 違うんだ。愛されるべきものは他にある。

 作品が、作品が愛されなくちゃいけないんだよ……! FOOOOOOO!


 そう……

 この想いをことばで表すならば……


 いつかまたこの場所で、きみ(読者)と巡りあいたい……(チェリー)なんだね。



 結論:スピッツの「チェリー」は名曲

 総論:今日もアカンかったわ

  

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