第204話 それな
友人が「一日50時間欲しい」とぼやいてて、それな。
50時間どころか私はアグレッシヴにじかん銀行を強盗しまくりたいし、いっそ人間をやめて千手観音になりたいし、仏になっても手が千本どころか猫の手も100本借りたいし、八面六臂で阿吽の呼吸で縦横無尽に書きまくりたいけど、その他にもやりたいことや観たいものや聞きたいものや読みたいものも山ほどあるけど、別に長生きしたいとか不老不死になりたいと思うわけではなく、みんなに置いていかれるのは寂しくて嫌なので、ほどほどのところで死にたいし、苦しむのは嫌だからポックリ逝きたいし、逝く際は「あー、なんだかんだで好き放題生きたわ。ま、いっか。入滅!」と思って死んだ挙句に「待って。書き残したネタが気になって、死んだけど死ねない。ちょっと、そこのあんた代筆してよ」とか言い出して人様を惑わすのもアレだしとっとと成仏したいから、今日もヒイヒイ言いながら茶を飲んでみかんを食べて書いているのだね。ヒャッホウ! それな。
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