軟禁されれば飯を食わずにすむ

 7時に一回起きたと思うんだよなあ。しかも結構クリアに目覚めていた。『Fire Embrem Engage』の外伝「英雄王」もクリアして、結構いい滑り出しだ~! って思ったと思うんだが、その後ポケモンGoのボックス整理とかを横になってしてたら寝落ちしてしまった。もったいない。次に起きたのは11時か……。


 で、14時から17時までポケモンGoコミュニティデイ。トゲチック大量発生の日。「大親友」は他に用事があるから来られないというが、トゲキッスは俺のマスターリーグの主力である(と言っても、最近時間なくて「バトル」全然やってないが……)。メルメタルとか湧いてきたら「かえんほうしゃ」でせめてもの圧をかけてたが、「はどうだん」だとよりプレッシャーかけられそうだ。まあ、強いやつ1匹くらいは欲しいね。ということで、一人でも負けずにやるぞッ! って思って、外に出るつもりではいた。そんで、このコミュニティデイ外出の前に、フィットボクシングとかやって代謝を上げたらすごい最高なんでは!? って思ってもいた。


 のだが……なんか……部屋の掃除、ってほどでもないが、縦のものを横にしたり、ハンガーを一か所に集めてみたり、1個ぶっ壊した本棚に入ってた本を崩してみて、「グラップラー刃牙」のコンビニ版が出てきたので読んでみたり……ということをやっているうちに、14時が近づいてくる。クッソ~。悪いのは全部俺だが、悔しい。せめてなんか一矢報いたいぜ! と思って、この日記を更新した。何故……。しかも更新終わるのになんか1時間くらいかかったし。コミュニティデイ始まってもうてます。最早何がしたいのかわからんな。

 

 まあとにかく15時に家出て、のそのそとその辺をうろつきつつ、コミュニティデイ。結構まんまとゲーミフィケーションされる方であるが、個人的にはまだ「ゲーム」単独ではそこまでゲーミフィケーションされ切らなくて、媒介となる「人」が必要だなあと思う(逆か? 人とのコミュニケーションの媒介にゲームがあるのかもしれんが)。そのうちこの「人」が対話可能なAIになって代替されれば、その時真のゲーミフィケーションは実現するのであるッ!


 ところで、全然関係ない話をします。


 これはクレームではないんだという前提で話を聞いて欲しい。俺はクリーニング屋と言えば「ホワイト急便」なんです。少なくとも今の家に引っ越してきてから、もう7年ず~~~っと「ホワイト急便」をご愛顧している。ってことは、家にある「クリーニングについてきたっぽいハンガー」って、どう考えても「ホワイト急便」産だと思う。ただまあ、ホワイト急便だって7年同じハンガー使ってないだろうから、なんかどっかで型式が変わったりしてるかもしれない。


 何をぶつぶつ言っておるのかというと、いやコミュニティデイに出る前に、クリーニング出して、そのついでにクリーニング返却時についてくるハンガーも返したんだよ。さっき「ハンガーを集めて」って書いたんだけど、それは単なる奇行ではなくて意味のある行動だったんですねえ(伏線回収)。そしたらさ。


 なんかちっさくて、いかにも「クリーニングの後付いてくる」みたいな形した、逆に言うと普段は全く使えないような、ペラペラのハンガーを一つ捕まえて、店員さんが「あ、このハンガーは当店のものではございませんが……」って言ったのね。


 それは絶対嘘なんだよ。いや絶対は言い過ぎか。でも、かなりの高確率でホワイト急便産のハンガーだと思うんだよなあ。え、シャツってさあ、買う時ハンガーってついてきますっけ。これがあったら買ったときのハンガーの可能性も無くはないが、でもいやそんなことないと思うんだよ。普通になんか袋の中に入ってるよねえ。シャツって。

 で、クリーニング返却時か新品購入時以外に、なんかそのシャツの型崩れ防止的な、ちょっと四角い、面積は広いが肩幅の狭い「あの」ハンガーが家に侵入してくることってないと思うんですよ。で、くどいようだが、俺はずーーーーーーーっとホワイト急便なんだって。だと思うんだけどな~。浮気したことあったかなあ。


 だから、こう言われたんなら納得なんですよ。「あ、そのハンガーはもう当店で扱っておりませんで、回収できないんです」とか、「そのハンガーだけは回収していなんです」なら。「当店のものではございませんが……」は、いやでも俺ここ一筋なんですって!! 信じて!!! ってちょっと思っちゃうんだよね。


 繰り返すが、これクレームじゃあないですよ。「サービスで引き取らんかい」って要求でもないよ。そのー、「回収してない」ことについて、なんらの不満もないわけ。大半のハンガーは回収してくれてるわけだし。でも、「今このハンガーは回収してない」はいいけど、「他店のハンガー持ち込まれても困るが?」って思われるのはなんか、違うんだって~~! って思っちゃうってそういう話。わかるか? これはギリギリわからないかもしれないなと思いながら書いている。

 

 話を戻します。戻すような話でもないんだが。


 ほんで、その後は普通に歩いてのんびりコミュニティデイを楽しんでいて、で、そういや全然飯食ってない。昨日カステラ貰ったので、それは食べたけど、食事らしい食事してなかったな……と思う。コミュニティデイはまだ途中だが、ま、「でかい!」トゲチックも、「ちっちゃい!」トゲチックも2体ずつ捕まえた。卵1/4ボーナスは美味しいが、トゲピーの色違い自体は何体もいるし、もういっか。木曜日定休日だった喜来登でも行くかねえ……と向かいかけたところで、「大親友」から、「今からちょっと参戦します!」という連絡が来る。おお、そうか。じゃあまあ、一緒に回るか……と思って合流した。


 大通公園中心部で合流したのが16時頃。「あー腹減った」とか言っている。で、言っておくが、これ俺の提案じゃあないんですよ。「大親友」の側が、あと1時間だけ集中してやって、そしたら良く行ってた居酒屋に行って、ポケモンの交換会をしましょう、と。うんうん。いいアイデアだねって俺は賛同した側であって、俺が「終わったら居酒屋に行くぞ!」って言ったわけではないというのは覚えておいて欲しい。


 で1時間歩いて、その居酒屋に入りましたと。結構春限定メニューとか出てて、うきうきする。じゃあまずこれとこれと……って頼もうとしたら、「あ、あんまりフードいらないです。家帰ってご飯食べるので」って言いだす。えええええええええええ?


 どういうこと? って思いません? 俺が変か? いやじゃあ別に喫茶店とかでも良かったんだが……? 何で居酒屋来たんだよ。なんじゃこいつ、と思いつつ、まあだから軽めのメニューにしたわけね。落花生とか。そんで、1時間くらいいて、ポケモン交換終わって、さっと店を出る。


 いやなんか……不完全燃焼だが……!?


 胃が開いちまったよう。でも、こっからフルの飯食うのもなんかなあ。うーんうーん。と歩いて歩いて、ファミリーマートに入ったら、冷凍汁なし担々麺が輝いて見える。これうめえんだよなあ。で、晩御飯これだけだったら(カロリーのわりに)寂しいので、なんかおにぎりとか買ってしまったりするが、今は何せ居酒屋は寄っている。十分満足できるであろう。ダイエット的には最悪。でも……まあ……食っちゃおう! って思って、とりあえず買う。で、ファミマでチンするにはちょっと難易度が高い。しかし、うちには電子レンジがまだない! (こういう時に思い出しては「買おう」って思うんですけどね……)じゃあまあ作業場に寄るかあ、と思って、作業場に入った。


 で、普段だと、カードキーを持っていてそれで勝手に入るわけなのだが、今日は寄っていくつもりあまり無かったので、カードキー持ってきていなかった。ので、守衛さんのいる入口から入る。一旦入ってしまえば、出るときは別に普通に表玄関から出られるが、土日は確か守衛さんは21時には帰るか、部屋に引きこもり状態になるので、守衛さん側の玄関は施錠されてしまうのだった。だから、21時過ぎて外に出たら、もう家帰るしかない状態である。


 まあ別に担々麺食いたいだけやしな。と思って、特に迷わず入って食ったが、まあ食べたらちょっと元気にもなる。来週も忙しいと思われるので、いや今少し仕事片付けちゃうかあって殊勝な気持ちにもなる。それで、まず、先日没になった原稿短縮作業を本腰いれて始める。結構進む。うんうん。まあまあ形になってきたな。いやあ、ちょっとなんかチョコレートとかコーヒーとか欲しいなあ……と思って時計見たら、もう21時過ぎてるのよ。


 ぐおおお。これもう出たら入れないじゃん。かと言って、これで完全に家帰ったら、まあ続きはやらないだろうな。うー……ん。〆切は26日だから、優先度高いわけではないが……やっちゃうか!! ってやって。その後も何度か、「キリのいいところだから」と思ってなんか食ったり飲んだりしたくなるのだが、とにかく出たら入れないと。というわけで、自主的な軟禁状態に苦しみながら、結局午前1時くらいまで作業して、

 ・短縮原稿→完成!!

 ・事務資料→まあまあ進んだ

 ・土曜日までに返信しますといったメール→返信はした。作業は……足りてない。でも返信はしたから。嘘ではない。

 ・土曜日までに修正しますといった作業→連絡はした。作業はしていない。これは明白に嘘を吐きました。でも、まあぶっちゃけ月曜までにあがってればいいだろと思ったのでそれよりは進んでいる


 というところまでは行った。優先順位は間違ってますね。短縮原稿の締め切りは26日や言うとるやろがい。何故これを最初に完成させたんだ。最後の作業を最初にやらんかい。


 とは思いつつ、流石に眠くなっても来たし、疲れたので帰ったのだが、かれこれ20年前のことを少しだけ思い出していた。


 というのは、20年前、急性の慢性アルコール中毒になりかかっていた時、結局どうやってその状態を脱したかというと、知人の看護師のところで軟禁生活を送ったんだよね。


 で、そういう状態だと「やめれる」。タバコもなんか、減らそうとか思っているうちは全然やめないが、一切買わなくなって手元になくなると、あと喫煙所が閉鎖されまくってどこでも吸えないよおって状態になると「やめれる」。


 俺の依存症様状態の脱し方ってほぼこれしかなくて、「とにかく一定期間アクセスを断つ」しかないのである。ゆるやかに付き合いましょうとかはほぼ無理。まあ酒は今も飲んではいるので「ゆるやかにつきあってる」といえばそうかもしんないが、家には料理酒しかないですからね。意図してそうしてるわけでもないが、これ多分ビールとか買って置いとくようにしたら飲んじゃうんだろうなあとは思ってる。


 で、結構食事も依存症的に食ってるところあると思うんだよねえ。そのように考えると、こういう状態を脱するのに、俺にとってもっとも有効な手段は「軟禁」なのかもなって思ったんスよ。自分の意思ではどうしようもならないファクタで外出られなかったりすると、まあしょうがないかって我慢できるはできる。これはなんか……なんかのヒントではあるような気がする。どう具体化すればいいかはわからんが。


 2023年04月16日 11時48分の測定結果

 体重:105.80kg 体脂肪率:34.10% 筋肉量:66.15kg 体内年齢:51歳


 仕事自体は楽しいものではないので、ストレス自体はかかってるはずだが、なんも食えんと減りはするわけね。まあ歩いてもいるけどね。


 しかし知人の看護師も、当時医技短があってそこを出てるはずで、ってことは少なくとも俺の2つ上なので、もう40代になったのか。流石に「昨日のことのように」とは思ってないが、人生の中では「最近」の方の出来事のような気もしていて、なんか信じられない。コロナ始まってからはそういえばずっと会っていないのであった。看護師だから会いにくかったというのはある。元気ですか? ここで聞いてもしゃあないが。今度連絡してみます。それではまた。

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