　中山きんに君のyoutubeを見てたら、「朝起きたら飯とか食う前に有酸素運動をすると良い」みたいなことを行っていた。朝は糖質が（基本的には）枯渇している（はずな）ので、その状態で散歩などすると効率的に脂肪が消費できるという。なるほど。いいこと言うね。前夜はラーメン食って寝てるから、糖質枯渇していない気がするが、まあでも確かに悪くないアイデアだと思う。それで、受け取れていなかった郵便物があったので、北郵便局（うちから約3km先）に取りに行きがてら散歩をするといいんではないかと思った。で、偉いので行ったのよ。これは凄いでしょ。

　まあ、往復6kmくらい全然歩いてもいいのだが、一応午後から仕事がある。北郵便局ってあらゆる公共交通機関から微妙に遠いところにあるんで、「間に合わない」ってなった時に高速で戻る手段がない（タクシーという手はあるが）。なので、確実に間に合うようにと思って自転車に乗った。

　そしたらさあ。ちょっと前「久しぶりに自転車乗るとすごく速く感じる」と書いたのだが、今回はなんかすっげえペダルが重い。一つは多分単純にメンテナンスせぬまま風雨にさらしていたせいで、空気抜けてたり油が切れてたりするんだろうと思うが、多分もう一つは、筋肉が衰えており、かつ、糖質が切れかかっているせいもあるんだと思う。ヒィヒィ言いながら自転車を漕いだ。というわけで結構辛かったのであるが、ギリギリ許せるよりの辛さというか、「今俺は消耗しているッ！！」って感じの達成感がある辛さみたいな。なんとか郵便局に着いて、持参していたペットボトルの茶を飲んで、ゆうゆう窓口で郵便物を受け取った。よーし。これで家帰って、飯食って仕事するか！！　って自転車にまたがろうとした時、ビリ、って音がした。え？　今ビリって言った？　今履いてんのジーンズだけど？？　まっさかあ。

　そんなわけナイナイって思いながら自転車降りようとするが、すぐにその甘い考えは捨てなければならなかった。ってのは、自転車から降りれなかったんですよ。そもそも。つまり、ジーンズは確かに裂けていて、それで、裂けたところがサドルに引っかかってて、こう、なんていうんですかね、釣り針に引っかかった魚みたいになったの。そんな生きてて釣り針に引っかかった魚みたいになることないじゃあないですか。しばらく自転車の上でわたわたしてしまった。でこうなるということは、これは確かにジーンズ裂けてるんだ……と認めざるを得なく、悲しい気持ちで尻を自転車で隠しながら、行きの2倍ヒイヒイ言いながら帰った。

　しかしジーンズ破れるってねえ。スーツのズボンが破れるのはまあ、百歩譲ってわかるじゃあないですか。スーツってそもそもそんななんかスポーツとかをするための衣服ではなくて、着ているときは大人しくしていることが想定されている。縫製もそこまで頑丈という訳ではなさそうだ。でもジーンズってその、労働着ですよねえ。なんか知らんけど、炭坑夫とかが履いてたんじゃあないんですか？？　肉体労働に耐えうるタフネス衣料、それがジーンズなのではなかったのか？

　まあ確かに、自転車またがる時に、デブなんでちょっとこう股上っていうの？　そこがこう、突っ張るっていうか、引っ張られるような感じはしていたよね。それはそう。それはそうなんだけどさあ、そんなんで破れるってある？

　信じれらないと思うんで、写真載せておきました。

　　https://kakuyomu.jp/users/GJMMTG/news/16817139556808033278

　やらせとか、自分から被害を拡大させて大げさに表現しようとしたとか一切なく、これが「自然に破れた状態」です。

　いやただ正直に言いますが、前のジーンズも尻のところが破れて捨てたんですよ。でもそれは、かなり時間かけてじわじわと破れていってたんですよ。あれなんか、尻のあたりほつれてるなあって思って、これ座り方によっては猥褻物陳列罪とかになってしまいかねないので気をつけよって思いつつ履いて、そんで最後の最後、不可逆的破壊が齎された（ほつれが可逆だという訳ではないが、その時点では繕えば繕えないことなさそうだった。しかし、もはやこれはポイント・オブ・ノーリターンに到達したなって感じがした、という意味）ので捨てたのであった。

　破壊のされ方は違うとは言え、死にいたる道は同じ。ってことはやっぱ、これが俺がズボンがに与えてる影響なんでしょう。つまり尻がデカすぎるんですね。くっそ〜。許せねえ。ジーンズにまで馬鹿にされたぜ……。人間に馬鹿にされている分には反論とかできるんだが、病気とかジーンズに馬鹿にされると反論できないのでめちゃくちゃ悔しいですね。

　悲しい気持ちのまま、夕方まで働きました。で、昨日はなんか急に涼しくて、涼しいのと、多分朝ちょっと運動したのとがあって、すげー腹が減った。夏バテ回復です。ただ、ジーンズの破れがあまりに深い悲しみであったので、夕食はキノコとレタスを炒めたものに留めておきました。

　2022年07月17日 11時03分の測定結果

　体重:102.00kg 体脂肪率:33.50% 筋肉量:64.40kg 体内年齢:50歳

　というわけで少し減りました。この悲しみを胸に背負って、もうちょっと頑張ろうと思います。それではまた。