中島公園は遭難可能領域

 3ヶ月ぶり? 4ヶ月ぶりか? くらいに中島公園でバイト。地下鉄中島公園駅から中島公園内部の出口に出るには、地下鉄降りて右向いて歩いてったとこの改札から出ないといけない(改札階にあがっちゃうともうこの場所には辿り着けない)ので、ここに通ってる時はかなり強く「右に曲がるぞ!!」と念じて地下鉄から降りるのだが、4ヶ月ぶりに行くとすっかり忘れてた。改札階まで上がって、改札くぐってから、うぁーーーって思い出した。


 というわけで中島公園外から中島公園内に入ったが、これがなかなかの状況でしてね。何って雪がすげー降ってて、そんで、歩道はまだ人が歩くじゃんか。中島公園はあんまり人が歩かないので、まあまあの雪原なんです。そしてよりやばいのが木で、公園だから結構木が植わってるんだが、この枝んとこにいいだけ雪が溜まってる。で、それなりの確率でこの雪が限界になってドサー落ちてくる。これタイミングとか体力とか身長によっては完全に埋まるな……と思った。そういう意味です。「中島公園は遭難可能領域」。


 で仕事して、30分くらいかなーって見込んでたのが、開始は遅れるわ、俺の作業は終わってんのに完遂まで待たされるわで2時間半くらいかかり、外は暗闇になってしまった。


 ざっけんなよなと思いながら中島公園に向かいかけて、いや今のこの夜の闇の中、中島公園で埋まったらもしかしてヤバいか……? と思ったらちょっと怖くなったので迂回したが、まあ、木から降ってくる恐れがないだけで、道は大差なかったすね。俺は太ってるので、人一人ぶんだけ誰かが歩いて雪が踏み固められてる道ですれ違わざるをえない時は、体傾けてなんとかするとかを諦めて、率先して脇の雪溜まりに突っ込むことにしてる。そのためこういう道に踏み込む時は慎重になっており、例えば既に誰かが足を踏み入れてたら、その人が道を抜けるまで入り込まないで待機したりしている。まあ、この辺はだから雪国の(デブの)知恵ですわね。そんで、俺が待ってるのを確認した対抗人(対向車の人版です)は、小走りになって抜けてったりするわけね。ここはこんなに寒いけど、俺たちの心は今たしかに通じ合ってる。そんなふうに思ったりもするわけ。


 それがですよ。今度は俺が狭い道を中程まで歩いてて、で、その狭い道の入り口に人が差し掛かろうとしていたわけ。この人が道に入ってきたらどっちかが(まあ俺が)雪の中突っ込まなくてはならないですね。だから、俺は走り出したわけ。つまり、この人が道に入る前にこの道を出よってことですよね。したら、一切スピード緩めずにフツーーに真っ直ぐ道に入って来るんだよね。


 いやまあいんだけど。別に法で定められてるわけじゃないからね。結果どうなったかというと、突然走り出した後、道の脇の雪溜まりに突っ込んでくデブが忽然と町に現れてしまったわけ。なんなら、「なんだコイツ」って思われたかもしれんな。


 懐かしの2chコピペ


今日の昼下がり、黒い対向車とすれ違うのが難しい狭い道路での出来事。

↓対向車と鉢合わせ


_______/ ̄\____

●→    ←俺

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

そこで俺のほうが待避所に近い所にあるし、とりあえずバックして

↓の図のように待つことに。



_______/ ̄\____

       ●→      俺

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

これで対向車は待避所に入り、すれ違う事が可能になる。



_______/ ̄\____

               ●俺

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

               ↑馬鹿かこいつは。


 をちょっと思い出した。いや、「馬鹿」というのは失礼だが。他人と意思疎通など出来ない。全ては幻想……。まあ、俺はそれでいいというか、そっちの方が良いと思う時もあるくらいなので(無言で意思疎通はできないものとして我々は振る舞うべきだと思っている)、それに対して批判したいと言うことではないです。ちょっと面白かっただけです。


 そんで、ちょっと疲れちゃったんで、地下鉄乗って家まで帰ってしまいました。雪さえなければ歩行したんですけどねえ! 雪があるから!! やむなく!!!


2021年12月18日 08時09分の測定結果

体重:102.80kg 体脂肪率:32.80% 筋肉量:65.55kg 体内年齢:48歳


 増えちゃった。歩けなかった日はせめてフィットボクシングするとかね。そういうことが必要ですな。

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