第61話 …羽月…おいで

「わ~…おいしそ~」


疲れによる眠りから覚めた涼羽が、すでに夕食の配膳が終わっているリビングに足を踏み入れ…

テーブルの上に並んでいる料理を見ての一言。


その一言を聞いた二人は…


「っし!!」

「やたっ!!」


まさに、してやったりな、得意満面な笑みを浮かべ…

思わず拳を握り締めてガッツポーズを取ってしまう。


心なしか、いつもよりにこにこ笑顔な涼羽の反応。

それにより、二人の喜びもより大きいものとなる。


「お兄ちゃん!早く!早く食べて!」

「涼羽!ほら、早く食べようか!」


羽月も翔羽も、とにかく涼羽に一番に食べてもらいたくてたまらないようだ。

そそくさと自分達もテーブルに座り込むと、まだかまだかと言わんばかりに涼羽を急かしてしまう。


「はいはい、わかったから…ふふ」


そんな二人が微笑ましく見えてしまうのか…

涼羽の顔に、慈愛に満ちた笑顔が浮かぶ。


そして、静かにテーブルに座り込み…


「それじゃ…」


本日の夕食の合図となる…


「「「いただきます」」」


の合唱。

それがリビングに響き渡る。


そして、涼羽は綺麗に盛り付けられた焼き飯の皿のそばに置かれているレンゲを右手で取ると…

落ち着いた動作で、静かに盛り付けられている焼き飯を一すくいし…

そのまま、できたてほかほかの、翔羽と羽月の二人の共同作業の成果である…

その焼き飯を、口に入れる。


「………」

「………」


そんな涼羽の動作一つ一つを固唾を飲んで見守る翔羽と羽月の二人。


自分達で味見はしているものの…

普段からあれほどに美味しい料理を作り続けている涼羽からすれば、どんなものなのだろう…

そんな不安から、どうしても涼羽から目を離すことができないでいた。


「…ん…もぐ…」


そんな二人に見られながら、ゆっくりと咀嚼していく涼羽。

ゆっくりと、そしてしっかりと咀嚼を十分に繰り返し…

十分に味わいながら、静かに喉に落としていく。


「………」

「…ど、どうだった?」

「…お兄ちゃん、どお?」


じっくりと、その味を噛み締めるかのように静かな涼羽に…

思わず、身を乗り出して聞いてくる翔羽と羽月。


そんな二人の視線に、笑顔の浮かんでくる涼羽が見えてくる。

そして、その笑顔のまま、嬉しそうに一言。


「…うん。美味しい」


まさに、作ってくれてありがとう。

俺の代わりに、こんな美味しいご飯を食べさせてくれて、ありがとう。


そんな想いが、そのまま表情に浮かんでくるかのような、嬉しそうな笑顔。

そんな笑顔のまま、静かで落ちついた声でありながら、喜びに満ち溢れた声。


「…ありがとう、お父さん、羽月。こんなに美味しい晩ご飯、作ってくれて」


さらには、そんな笑顔でこんな台詞まで。


もう、二人の喜びは最高潮と言ってもいいくらいのものとなっている。


「よ、よかった~~~~!!」

「えへへ、やった~~~~~♪」


その緊張から解き放たれ、ようやくといった感じで一息つくことのできた翔羽。

大好きな兄のそんな台詞に、純粋に喜び、天真爛漫な笑顔を見せる羽月。


「…ふふ。ほら、お父さんも羽月も、一緒に食べよ?」


そんな二人に、ほんの少しの苦笑いを含めながら…

優しい声で、二人にも食べることを勧める涼羽。


何せ、涼羽の方にばかり目がいってしまっていて…

自分達は、まったく食事が進んでいない状態だったのだ。


さらには、高宮家のお母さんでもある涼羽に…

こんなにも可愛く、優しい笑顔でこんなこと言われたら…


涼羽が大好きで大好きでたまらない二人は、その言葉に抗う術など、持っていないのだ。


「っし!じゃあ俺も食べるぞ~!!」

「わたしも~!!」


手に持ったままで全く動いていなかったレンゲが、ようやくといった感じで動き出す。

翔羽の方は男らしく、ガツガツといった感じで…

羽月の方は小さな子供が大好物を前にした時のように、パクパクといった感じで…

自分達が作った料理を、勢いよく食べていく。


「うん!うまい!」

「おいし~!!」


普段は料理することのない自分達が作ったというのもあるのだろう。

しかも、それを他でもない涼羽に褒めてもらえたからか…

余計に、美味しく感じてしまうようだ。


「ふふ…美味しい」


そんな二人とは対照的に、しずしずと落ち着いた感じでゆっくりと食べていく涼羽。

もともと、一気に飲み込むのが苦手で、早く食べることができないため…

自然と、こうしたゆっくりな食事のペースになっているのだ。


それも、涼羽が太らない要因のひとつになっていると言えば、言えるのだが。


こうして、勢いよく食べていく二人と、ゆっくりと食べていく一人。

そんな対照的なペースでの食事風景が、展開されることとなった。




――――




「ごちそうさまでした!!」

「ごちそうさまでした~!!」


やはりそのペースの差もあって…

真っ先に完食したのは、父である翔羽。


その次に、パクパクと食べ続けていた羽月が、食事を終える。


涼羽の方は、しずしずと食べているため、まだそれなりの量が残っている状態。

それでも、涼羽の体格からすればかなり多めの分量なのだが…

当の涼羽自身は、まるで食べきれない、といった様子が見られない。


「さ、羽月。今度はお片付けをしようか」

「!うん!」


食事を終えた直後であるにも関わらず、その腰を上げた翔羽が、羽月に呼びかけ…

自らが食した後の食器類を、キッチンの方へと運び始める。


そんな父につられるかのように、羽月もそそくさと…

食べた後の食器類をキッチンに運び始める。


「あ、置いててくれたら、俺がやるよ。二人共」


みんなのお母さんな涼羽が、ここで言葉を挟まないはずもなく…

片付けを始めようとする二人に、自分がやるから、と言葉をかける。


「い~や!今日は頑張り屋さんな涼羽にゆっくりしてもらう日だからな!」


そんないつも通りの涼羽の言葉も、この日ばかりは効力がなく…

ただ、いつも家のことをしてくれている最愛の息子にゆっくりしてもらいたい…

その想いひとつで、翔羽は立ち止まることなく、動いていく。


「で、でも…」

「はい!でももへちまもなし!今日は涼羽のお休みの日!俺がそう決めた!」


普段から自分がしていることを他人にしてもらう…

それが居心地が悪いのか、言いよどむ感じの涼羽に、翔羽はきっぱりと言い放つ。


「そうだよ!お兄ちゃんはゆっくりしててね!」


そんな父、翔羽に便乗するように、羽月からも声がかかる。

基本的には甘えん坊なのだが、大好きな兄のために何かができるということに…

多大な喜びを感じているらしく、その顔から笑顔が絶えることがない。


「羽月…」

「さ!風呂も沸いてることだし、片付けは俺らにまかせて、涼羽は先に風呂に入っておいで」

「うん!お兄ちゃんはお風呂に入ってて!」


すでに沸かしていたらしい風呂に入ることを勧めてくる二人。

そんな二人に、涼羽の頑なな心も溶かされ…


「…うん。じゃあ、先にお風呂入ってるね」


ふわりとした、可愛らしい笑顔で、父、翔羽と妹、羽月の好意に甘えることにした。




――――




「ふう…」


程よい熱さで、いい湯加減と言える風呂。

湯船に入って、今日一日の疲れを癒すかのように、一息つく涼羽。


「うふふ…」


この日あったこと。


今まで、ずっと孤立していた自分が、ちょっと素顔を見せるようになっただけで…

あんなにも人が関わってくるようになったこと。


そして、その人一人ひとりが、こんな自分に好意的に接してくれていたこと。


美少女然とした容姿になった涼羽にどう接していいのか分からず、混乱していた男子達。

そんな男子達とは対照的に、もう興味津々といった感じでひたすらに涼羽に話しかけてきた女子達。


さらには、普段から少しぎこちない感じのやりとりが多かった水蓮や莉音まで、積極的に関わってくるようになった。


そして、たまたま校内に迷い込んで迷子になっていたところを保護してあげた、香奈。


よっぽど涼羽に懐いてしまったのか、その翌日まで学校に乗り込んで、涼羽に会いにきていた。

そして、涼羽に会えた途端、その可愛らしい顔を綻ばせて目一杯の笑顔で、涼羽に甘えてきてくれたこと。


結局、帰りも『おねえちゃんとさよなら、やっ!』なんて言って、涼羽にべったりと抱きついたまま、なかなか離してくれなかったこと。

仕方なく、『また、今度ね』と、今後も会うことを前提にした約束と取り付けることで、どうにか納得してもらえたが…

それでも、よほど涼羽から離れるのが名残惜しかったのか、しぶしぶといった感じだった。


そんな香奈が可愛くて、ついつい笑顔になってしまっていたことに、涼羽は全くの無自覚だったのだが。


帰り際の香奈の言葉である――――




――――おねえちゃん、こんどもかなのこと、い~っぱいぎゅってして、なでなでしてね?――――




これがあまりにも可愛くて、ついつい涼羽も――――




――――うん、い~っぱいしてあげるね――――




と、笑顔で答えてしまった。


そんな二人のやりとりが可愛すぎて、女子達はもうメロメロの状態に…

男子達は思わず、『お、俺も…』などと言い出してしまいそうな雰囲気に…

涼羽のことが大好きで大好きでたまらない美鈴は、途中から涼羽があんなにも可愛がる香奈に『む~~~~~っ』と、ヤキモチを焼いたり…


そんなこんなで、今までにない、目一杯の交流があったのだ。


普段から校内での人との交流がほとんどなかったため、その反動で一気に疲れてしまい…

帰宅途中、たまたま会った父、翔羽におんぶしてもらい…

それが心地よくて、つい眠ってしまったこと。


そして、眠っている間に、父、翔羽と妹、羽月の二人が、自分の代わりに夕食を作ってくれたこと。

そして、今もこうして自分が入浴している間に、食後の片付けをしてくれていること。




――――今日は、こんなにもいろんなことがあったんだな――――




そう思い返しているだけで、なぜだか、妙に面白くなってしまう。

そして、妙に幸せな気分になってしまう。


父である翔羽…

妹である羽月…


二人が、どれほどに自分のことを心配してくれていたのか…

二人が、どれほどに自分のことを思ってくれていたのか…


それを知ることができて、ものすごく幸せな気持ちになってしまう。


「ふふ…なんか、すっごく幸せ…」


こうして、平穏無事に過ごせるだけでなく…

大切な家族から、こんなにも大事にしてもらえて…


くすぐったくて、むずがゆいけど…


すごく心がほっこりとしてしまう。


そんな心境が、その顔にも、目一杯の笑顔として浮かんでくる。


「ふふ…」


今の涼羽の顔を見たら、おそらく誰もが涼羽のことを抱きしめたくなってしまうだろう。

それほどまでに、今の涼羽は幸せ一杯な雰囲気に…

可愛らしさに、満ち溢れていた。


その小さく華奢な背中を覆うほどに伸びた髪。

今は、風呂に入っているため、軽く巻かれてアップでまとめられている。


それにより、妙に艶っぽく見えるそのうなじ。


細く、無駄のない華奢な身体。

しかし、それでいて無理な細さではなく…

柔らかな感じでいて…

腰にはくびれもあり…

それでいて、ヒップラインもはっきりとしていて、丸みを帯びており…

さらには、すらりとしていながら、ほどよい肉付きの脚線美。


まさに、胸が残念なだけの女子の身体つきなのである。


今の今まで、この自宅の風呂が壊れる、ということもなかったため…

銭湯に行くことなどなかったのだが…


もし、今の涼羽が銭湯に行ってたら…

非常に危険だと、言わざるを得ない。


実際、転勤から帰ってきた翔羽が、初めて涼羽と一緒に風呂に入った時は…

そのあまりにも目に毒な光景にさすがに慌ててしまったほど。


この時以来、翔羽は心に固く決めた。




――――涼羽は、絶対に公共の銭湯とかに行かせてはならない――――




と。


それほどに、男とは思えないスタイルの涼羽。

それが、ここのところ日に日に可愛らしくなっていくのだから…


周囲から見れば、『どの口が自分は男だと言ってるんだ!』となってしまうだろう。


「…明日から、また頑張れるな」


こんなにも素敵な家族に支えられているんだ。

明日からは、もっと頑張れる。


そんな想いを胸に、その肢体を湯船から上げ…

ゆっくりと、風呂から上がる涼羽。


すでに髪も身体も洗い終わっているため、後は出るだけの状態。


脱衣場の方にまで出てから、全身に帯びた水気をタオルで拭き取り…

十分に水気を拭き取ってから、新しく用意したインナー、そして部屋着用のジャージに身を包み…

そして、その長い髪を丁寧にドライヤーで乾かしていく。


じっくりと、その長く綺麗な髪を十分に、丁寧に乾かすことしばらく…

そして、実にゆっくりとすることのできた風呂の時間を終える。


「は~、さっぱりした」


その白い肌が、ほんのりと紅色に染まっている、まさに湯上り肌な状態の涼羽。


まさに、湯上り美人と言える艶っぽさを醸し出しながら、その足をリビングへと進めていく。




――――




「おお、涼羽!あがったか!」

「うん、ありがとう。お父さん」

「お兄ちゃん!ゆっくりできた?」

「うん、ありがとう。羽月」


風呂上りの涼羽が、リビングに入ってきたことで、即座に反応する翔羽と羽月。


特に羽月の方は、まるで飼い主にじゃれつきたい犬のようにご機嫌に尻尾を振っている姿に見えてしまう。


「……ふふ」


そんな羽月を見て、涼羽の顔に微笑みが浮かぶ。


「…どうしたの?羽月?」

「え?」

「いつもなら、俺にべ~ったり抱きついてきてるじゃない」

「!あ、あの…」

「なあに?」

「あのね…今日は、お兄ちゃんにゆっくりしてもらいたい日だから…」

「………」


本当は、いつものようにべったりと抱きつきたくてたまらない羽月。

でも、今日は、兄である涼羽に…

大好きで大好きでたまらない涼羽に、ゆっくりしてほしい日だから…


だから、それを我慢している、と。


普段から目一杯甘えさせてくれて…

普段からいつも面倒を見てくれて…

普段からいつも家事全て一人でしてくれて…


そんな兄が、こうしてゆっくりできる日なのに…

いつものように自分が甘えていったら…


そんなことを考えてしまっている羽月。


そんな兄思いな妹の羽月が、涼羽は可愛くて可愛くてたまらなくなり…


「…羽月」

「?お兄ちゃん?」


いつもよりもさらに優しい笑顔を浮かべる涼羽の声に、羽月が視線を向けると…

そこには、まさに『おいで』と言わんばかりに両手を広げて待ち構えている兄の姿。


そして…


「…おいで」


そんな、とろけるような優しい声でそんなことを言われたら…

もう、お兄ちゃん大好きな妹がその想いを抑えられるはずもなく…


「!~~~~~~~~お兄ちゃあ~~~~~~~~ん!!!!!!!!」


いつもよりもさらに嬉しそうな表情で、兄の胸に飛び込むように抱きつく羽月。

そして、兄の胸に顔を埋めて、べったりと甘えてくる。


「えへへ~~♪お兄ちゃんだあい好き~~~♪」

「ふふ…羽月、可愛い」

「お兄ちゃん!今日のわたし、いい子だった?」

「うん、すっごくいい子だったよ」

「えへへ♪うれしい♪」


よほどその想いを抑え続けていたのだろう。

もう絶対に離さない、と言わんばかりにべったりとし続ける羽月。


そんな羽月を、とろけるような慈愛と母性で包み込む涼羽。


高宮兄妹の、いつもよりも甘い、いつも通りのやりとり。


大好きな大好きなお兄ちゃんにべったりと甘えられて、幸せいっぱいの表情の羽月。

可愛い妹がこんなにも甘えてきてくれて、幸せいっぱいの表情の涼羽。


そんな二人のやりとりを見て、翔羽は…


「…あ~、俺はなんて幸せ者なんだ~…」


自分の子供達がこんなにも仲睦まじく寄り添いあってくれていることが、とても幸せ。

まさにそんな想いが、言葉となってこのリビングに響き…

その整った顔立ちが崩れてしまいそうなほどに、デレっとした表情になってしまう。


「お兄ちゃん♪」

「なあに?羽月?」

「だあ~~~い好き♪」

「ふふ…ありがとう、羽月」

「お兄ちゃんは、わたしのこと好き?」

「うん、大好きだよ」

「!~~~~うれしい!!」


もう、『可愛い』としか形容のしようがないほどに可愛らしい二人のやりとり。


大好きな兄に、『大好き』といってもらえたその喜びと幸福感から…

その小さな身体を使って兄を押し倒すと…

兄の幼さの抜けない頬に、その想いを行動で伝えようとするかのように、キスのシャワーを降らせる。


「羽月…くすぐったいよ」

「だめ~。お兄ちゃんが可愛すぎて、大好きすぎるからしたくなっちゃうんだもん」

「…もう…羽月ったら…」

「お兄ちゃん♪お兄ちゃん♪」


露わになっている兄の左の頬に、鳥が餌をついばむかのようなキスを繰り返す羽月。

そんなことができること自体に、言いようのない幸福感を感じてしまっている。


そんな妹、羽月に対し、半ばあきれたかのような声をあげるも…

口調そのものは非常に優しげで…

むしろ慈愛に満ちた表情の涼羽。


「お兄ちゃん、だあ~~~い好き♪もっとぎゅってして、なでなでして♪」

「はいはい…ふふ」


そして、押し倒されて仰向けに横たわっている兄、涼羽の胸に顔を埋め…

べったりと抱きついたまま、ひたすらに甘え続ける羽月。


そんな妹が可愛くてたまらない様子の涼羽は…

妹の望むままに、妹の小さな身体を抱きしめ、頭を優しく撫で始める。


「あ~、可愛いなあ…見てるだけで、癒されてくるな~」


そんな兄妹のやりとりを、デレデレと緩みまくった、だらしない顔で見つめるのは父、翔羽。

可愛くて可愛くてたまらない息子と娘が、こんなにも可愛らしく、仲睦まじい姿を見て…

もう幸せ絶頂と言わんばかりの雰囲気だ。


年頃の兄妹であるにも関わらず、良すぎるくらいに仲のいい高宮兄妹。


特に妹である羽月は、兄である涼羽のことが大好きで大好きで…

もう、片時も離れたくないくらいにべったりとしている。


そんな妹、羽月が兄、涼羽から兄離れできる日は、来るのだろうか…

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