キャラ作りで気を付けたこと

 創作論ではないと言いながら、いきなり創作論ぽいタイトル!?

 でも、ホントたいしたことではなく、自作の小説に限っては、自分が気を付けていきたい、という話で。

 目新しいことでもなく、参考にしていただくほどのものでも、なんでもないんですが。


 現代ものであっても、ファンタジーものであっても、キャラクターは、都合良かったり、完璧な人間にはならないよう、欠点も作るようにしています。その方が、親しみが持てるし、リアルかなぁ、と。


 逆に、欠点が目立つキャラ・嫌なキャラは、徐々に良い面が現れる……というつもりで書いています。たまにドラマ等で見かける「急なキャラ変」は、すっごく違和感あるので。


 人の長所と短所は裏返しで。

 実は、同じものを、違う方向から見ただけだったり、人によって感じ方が違ったりするだけなんだと思っています。


 例えば、拙作『J moon』より奏汰の場合、音響から音楽する方に転向して会社は辞めるわ、バイトの身でありながら、お金は楽器に注ぎ込むわ、同級生とのデートでは不思議くんだわ……。

 音楽する者からすれば「あるある」ですが、一般人や身内からすれば不可解な行動であり、一気に心配になります。


 バーテンダーの優は、一見大人の男ですが、肝心な時にはコンビニに行っていて、その場にいないことも。

 痒い所に手が届く、全部を語らなくても相手の気持ちを理解している、おそらく、一緒にいるととても楽な人で、頼れるとも思われがちですが、聞き上手な分、彼自身の気持ちは見えにくいです。

 器用そうに見えて、彼は、意外に幸せ逃しているのかも知れません。


 周囲に人が集まる蓮華ママですが、彼女も、一見大人の女ですが、始めの頃、奏汰と付き合いながらも優に妬いてたりも?

 若い一途な女の子とは違う感覚で、本心がわかりにくく、奏汰が悩んでいた時期もあります。


 5章登場の須藤も、仕事は出来て人柄も良く、奏汰から見れば、イケメンで行動力のある大人の男ですが、好きな女の子には奥手です。


 8章登場のギター青年・翔は、スケコマシで性格最悪の超イケメン。

 音楽に対して向上心のない人間には容赦しないため、敵が多い。

 ですが、音楽に対しては一途でストイック。実は、純粋な音楽青年だった。


 ——などです。

 ネタバレにならないよう、はっきり書けてないところもありますが。



 ここまでお読みになった方には、気付かれただろうか?


 このエッセイは、拙作の裏話です。

 拙作をご存じない方には、「UPしてるの全部長編だし、タイトルや小見出しだけでは内容が見えにくい。カクテルも音楽も詳しくないとダメそう」……などと、敬遠されそうだと思いまして、「そんなことないよー、大丈夫!」というつもりで書いています。


 ですが、一番の目的は、私が忘れていることが多いので、備忘録代わりです。(苦笑)

 それでも、もし、興味を持って下さった方がいらしたなら、幸いです。

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