しんどい話
しんどいです。。
過去最高にダウナー期に入っていると思われます。執筆が中々進んでいないというのもあるけど、最大の要因はこれですよ、これ。
幸か不幸か今ネットで大きく話題になってしまい、カクヨム外にまで飛び火してしまっているこれ!
『アニメ化を断った話』七瀬夏扉
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889012856
これ~!
一応説明しておくと、カクヨムから書籍化した七瀬夏扉さんのエッセイです。
実は七瀬さんとはカクヨムに来た直後、恐らくこのエッセイの最初の一、二話を書いた頃からの付き合いのある作者さんで、出会ってからほぼ三年。
第二回カクヨムコンに七瀬さんがソユーズを出そうか迷ってるというツイートをした時も「出しなよ、絶対大賞とれる!」と説得したうちの一人でした。(もっともそれを言った人は私だけではないし大半の人が同意見でしたが)
一緒に「にごたな」という企画に参加したり、七瀬さんの企画した「カクヨム版伊藤計劃トリビュート」にも参加しました。
書籍化が決まった時も嬉しさのあまり変な声が出て小躍りしましたし、近所の書店を全部回ってソユーズを買い占めたりなんかもしました(迷惑な客)
Twitterでは面白いアニメや小説、マンガを沢山紹介してくれたり飯テロ写真を沢山上げてくれて、下らない下ネタで盛り上がってくれる人です。
人の悪口や不満は一切言わないし、偉そうな創作論も言わない、ユーモアに溢れていて頭の良い人。
恐らく私の中では最も付き合いが古く、かつ親しい作者の一人だと思うので……ただただ読むのが非常に辛かったです。
はぁ~~~~。
という感じ。
非常に読むのが辛い。
感情に任せて書いてるんじゃなくて、非常に配慮も行き届いてるし、自分の心を客観的に見つめる冷静さもあり……だけど繊細で心のこもった文章。めちゃくちゃ響きます。
と同時に私ってばことある事に「続刊まだ?」とか「早くアニメ化して!」とかTwitterで呟いていたことを思い出し……
でもそれを見て七瀬さんがどう感じていたのか考えると、はぁ~~って感じですよ(語彙力!)なんか非常に申し訳ない。
それと同時に、あんなに素敵な作品なのにどうしてこうなっちゃうんだろうなあという気持ちでいっぱいです。
そんなことばかり考えてしまって、昨日は一日中ずっとこのことについて考えていました。
しかも例の投稿、よく見ると昨日の早朝四時に投稿されてるんですよね。
私は朝七時か八時くらいに起きてあの投稿に気づいたのですが、あの投稿を夜中にずっと書いてたのかなと想像すると辛いです。
しかも人の多い時間に投稿せず、わざわざその時間に投稿した気持ちを考えると……このことは本当はあまり大っぴらにしたくなかったのかも知れません。
わざわざ「誰かを糾弾する内容ではない」「読者に向けての報告だ」とも書いてますしね。
だから私はあのエッセイに星も入れなかったしTwitterでもあまり言及しませんでした。
『ひとつ言えるのは、私は今までひとりぼっちのソユーズ以上にハマったWeb小説は無いし、ひとりぼっちのソユーズ以上に推したWeb小説も無いということ。素晴らしい作品です』
と投稿することだけにとどめておきました。色々と言いたいことはありますが、周囲があれこれ騒いでしまうのは七瀬さんの望むところでは無いと思うので。
でも思った以上にTwitterなどで話題が拡散してしまい、幸か不幸かAmazonでひとりぼっちのソユーズのページを見たら富士見Lのランキングで1位になっていましたし、ラノベカテゴリのランキングでも10位以内に入っていました。
素晴らしい小説なので、売れるのは嬉しいです。あのエッセイ一つでこれだけの人を動かせるんだからやっぱり七瀬さんの才能はすごいなと思います。これで話がいい方向に転がってくれると良いなーとも思います。思うのですが……
本人の心境を考えるとなんとも複雑です。
なんか本人の及びのつかないところまで話が広がっちゃったような気がして。
とりあえず七瀬さんにはネットから離れて美味しいものでも食べてゆっくり休んで、自分の書きたいものをのびのび書いて欲しいというのが今の気持ちです。
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