下ネタがふんだんに盛り込まれてり、テンポがよくスラスラ読めた。
妹の斜めちゃんがグレート可愛い。私はロリコン属性ではないが、ロリの扉をノックしかけてしまった。
あと、女神さまは素晴らしい初回特典をお持ちだ。もし、この小説が本になったら、この初回特典をぜひ付けて貰いたい限り。
ただ、話の展開やストーリーに真新しさは感じなかった。
絵を想像するのは容易だが、下ネタ要素が強すぎてキャラクターに感情移入する事が難しい。
下ネタは一種のスパイスのようなもので隠し味的な立ち位置で良いと思う。
まあ、カレーでも甘口が好きだったり、カレーの味が分からないくらい激辛を好む方もいるので、一概には何とも言えない。
まだ、話数も少ないので、キャラクター達がどのように掘り下げられていくのか楽しみである。
無意味にお色気要因の女性キャラが登場するようだと今後の展開は厳しいかもしれない。
異世界転生モノのテンプレに下ネタぶちこんでみましたという感じの作品。
正直、ストーリーはご都合主義ですね。お約束の域を出ていません。
この作品のウリである下ネタを活かすためにあえてそうしたんでしょう。
おかげで下ネタがキレッキレです。
まずは、レビューのタイトルにもしましたが、その言葉選び。
なんですか、「尻の穴に十円玉」「夜のわたしは防御が固いのっ!!」「あばずれザル」。
こんなん異世界転生ファンタジーに引っ張ってこれるんだから作者さんはすごい。
伝説の剣や回復薬が大人のおもちゃなのは、まぁお約束。
ですが、その副作用やら使い方やらちゃんと考えてたりする所に、インパクト勝負だけではない作りこみが見えます。
あと、タン○ンとオ○ホをマジックアイテムとして使うとか。
流石にこれは初めてみたかも。
ギャグに加えて、エロに対する豊富な知識も素晴らしい。
ローションって薄めて使うものなんですね、知りませんでした。
ただ、ここはよい子が見るサイト、カクヨム。
やはり地上波で流せるレベルまでしかはっちゃけ切れてないのかなというところが残念。
できればもう少し、きわどいネタが見たかった。
現在続編連載中とのこと。
また時期みて読みますが、変わらぬはっちゃけぶりを期待しております。
下ネタは、みんな大好き。
それが世界を救うとなれば、こんなに嬉しいことはない。
ウ○コとチ○コ言うだけでゲラゲラ笑う、そんなオトコノコ達なら尚更だろう。
ましてや、オトコノコの部分を大人になるまで捨てきれず、創作のリビドーを燃やす、我々のような人間には大好物。
……え? お前だけだって?
よくぞここまで、と隙あらば下ネタをぶっかけ……ぶっ込んでいく作風は見事で、何事も突き破ればゲイ、いや芸になると、「アーッ!」と感嘆の叫びを上げたくなる。
君の心にエロスはあるか? 下ネタが苦手という方にだって、「考えるな! ビンビンに感じろ!」とオススメしたくなる作品でしたね。
率直に言って、読了して感嘆せずに居られませんでした。
コメディベースの作品なので、ついついネタレビューを書きたくなる誘惑に駆られますが、あえて真面目に行こうと思います(笑)。
ジャンル的には、いわゆる異世界ライトファンタジーに分類して問題ないでしょう。
他作品と差別化されている部分は、「下ネタ」が舞台となっている異世界で重要な異能要素と位置付けられているところ。
登場人物たちの口走った下ネタが様々な形で効果を発揮し、敵を倒す魔法や特技になったりアイテムを強化したりする設定なのですね。
それで、ひょっとするとこれを読んで、ただノリと勢いで書かれたWebノベルだと誤解する方がおられるかもしれないのですが(いや仮にそうだとしたら、それはそれで逆にとんでもないセンスだと思うんですが)、冷静に目を通すと作者さんのWebラノベ作劇における見事なバランス感覚が窺える内容になっていると思います。
Web上で閲覧した際に気軽にスイスイ読める文体、一話当たりの手軽な文字数とその中でちゃんと起伏を付ける技術、早い段階から作品の方向性を読者へ明示したわかりやすさ、終始一貫してターゲット層を裏切らない物語のテイスト、しかも常に安定して笑えるギャグの質……
ひたすら想定読者のニーズを意識し、全体の品質管理に労を惜しまない姿勢が隅々に垣間見れます。
読み手を喜ばせるために、エンターテイメントに徹している作者さんの意識の高さには、頭が下がる思いです。