2-2. やめられない、とまらない
ドット絵。またの名をピクセルアート。
昔のゲームは解像度やメモリー容量等が小さかったが故に、どうしてもグラフィックが荒く、ドットが目立ってしまっておりました。
ただ、その限られた環境の中で、できうる限りの表現、できうる限りの美しさを求めたため、すばらしいドット絵で彩られたゲームたちがたくさん生み出されました。
そして、今日ではドット絵がひとつの芸術として成立するまでに至っているのは、周知の事実かと思います。
やはり私も、レトロゲーマーとして例に漏れず、ドット絵は大好きです。素人ながらも自分のアイコンをドット絵で描いてしまうほどには。
そのため、新しいゲームであるにも関わらず、意図的にドット絵で表現されたゲーム、というものには、非常に弱いです。
何倍増しにも面白そうに見えてしまいます。
しかし、それが故に、期待が高まりすぎて、思ったほどのものではなく落胆してしまうこともあったり。
そんな私が最近はまっているのが、『
SteamやPS4などで配信されています。
1対1のフェンシングによる格闘アクション。剣の一撃で即、死亡。時には素手による肉弾戦にもつれ込むこともあり、非常に緊迫した闘いが繰り広げられます。
そして勝者には巨大な龍、ニーズヘッグに食べられる栄誉が与えられ、観客の見守る中で無事(?)食べられることで対戦終了となります。
80年代を彷彿とさせるドット絵でありながら、ぬるぬると動き、生々しい血しぶきや血だまりが表現されていたりと、最大限にドット絵を生かしたすばらしい演出だと私は思っております。
そして、ドット絵であることに甘えず、先に述べたゲーム性についても、シンプルで洗練されているため、ものすごく中毒性の高いゲームに仕上がっております。
これ! これこれ、コレです!
ドット絵で表現しているということは、たぶんそれなりにゲームというものに対するこだわりが強いはず。
そのこだわりを感じさせてもらえたらのなら、もうたまらないですね。
これだからレトロ風ドット絵表現のゲームはやめられない、とまらない。
かっぱえびせんかよ! とセルフつっこみをしつつ、ああ、シンプルで飽きがこない、という意味で確かにかっぱえびせんとも通じるところがありますね。レトロ風ドット絵はかっぱえびせん、と結論づけておきましょう。うん。
なにが、うん、だ。
ちなみに、他にプレイ中のレトロ風ドット絵ゲーとしては、『ソニックマニア』なんかもあります。
本家メガドラの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズをほとんどプレイしたことがない私にとってはすごく難しい!
『メガドラミニ』を買ったことですし、そっちの2をやってからでも遅くないのかな、とか思いつつも、ついついマニアを起動してしまうのでした。
……だって、PS4のホーム画面でニーズヘッグとソニックマニアが並んでるんですもん。
お手軽に起動できちゃうのは、やはり大きいですね。
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