第44話 夏休みに到達した彼方
期末試験は
まだ、結果は帰ってきてないが少なくともどれも平均点はあるだろう。
やることはやってきたからな。
さて、そして、期末が終わるということがどういうことか。
今、夏でしょ?
来るよね?
来ちゃうよね?
夏休みですよ……!!
そして、終業式。
返ってきた期末の結果は予想通りだった。
最近は忙しかったから(言い訳)、点数はどれも少し下がってたが。
その分、平均点も落ちていたので順位はあまり、中間と変化なしだ。
あと、思うんだけど校長先生って話長くね?
この20分ずっと、夏休みのお約束やらなんちゃらで、
注意事項だけで、10分。
校長先生はその頭がはげないように注意してくださいね。
その髪の毛を見るのが、今日で最後とかいやですよ。
2学期の始業式の時に、髪の毛なかったら一大事ですからね。
「ふぅ、やっと終わった」
「長いよなぁ、マジで」
山田と愚痴を吐きあう。
「悲しいかな。人は共通の敵を作れば関係の強靭度は増すのだ」
「敵って、そんな大袈裟なもんじゃねぇけど…」
お前、校長を敵扱いしたらブッ〇されんぞ。
それにしても、と山田が切り出した。
「お前はほんとだめだなぁ、彼方」
「あ?何がさ」
「アロラちゃんのことだよ。同じ屋根の下に住んでてキスもまだとは…」
そんなことかよ…。
「そんなんじゃ、他の男子どもに嫉妬の呪いで殺されるぞ」
「あぁ~、はいはい。俺はだめですよー。ダメダメですよー」
適当に受け流そうとすると、予想外の方向から返しがきた。
「あれ?彼方くん。それは、あれかな?俺は俺が大嫌いだよ…!っていう!!」
天童、お前……。
最近だなぁ、そのアニメ。
18話のセリフだろ?
確かに、あれは神回でした。
あんま、この表現好きじゃないけど最高だったよ。
「じゃなくてっ!!アロラもだけど、お前らいきなりアニメを日常にブッこんでくんな!!」
周りの人が置いてけぼりになるだろー!!
ま、山田はそこそこ知識あるほうだから大丈夫だけどなぁ。
ま、とりあえず、これで1学期終わったわけだ。
夏休み、精一杯………、
だらけるとするか。
_________________________________
1学期終わりでーす。
ご愛読ありがとうございました。
まだ続きますが…。
これからも、なにとぞよろしくお願いいたします。
(もしも、見てくださる方がいるのでしたら)
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