ぼぎわんが、来る

 ホラー大好きな私にしては珍しく、好きすぎてなかなか紹介できなかったのですが…

『くる』という題名で映画化された

澤村伊智著『ぼぎわんが、来る』

をご紹介します。


 では、主人公のことからお話ししましょうか。

 主人公は妻子持ちのサラリーマンの秀樹。祖父母の家で出遭った不可思議なモノ・ぼぎわんのことが、なんとなく気になりつつも平和な毎日を送っています。


 しかし、結婚してから奇妙なことが起き始めます。

・まだ、娘が生まれる前のこと、ある女性が彼を訪ねてきます。応対した同僚は、その女性のことを覚えておらず、さらに入院してしまいます。

・ある日、帰宅すると、買い込んでいたお守りが千切られ、妻は茫然自失になっています。

・昔の親友に、ぼぎわんのことを聞いて、その帰りに、その親友にメールがきます。

それは、彼の家族の名前が書かれたメールでした。


そして…

秀樹は、親友から紹介してもらった野崎と比嘉真琴に事情を話すことになるのです。彼らとの出会いによって、ぼぎわんとの戦いが始まるのです。



 最初は秀樹ですが、本書は3人の登場人物による視点で、1つの物語が進んでいきます。

そして、読者も、いつの間にか巻き込まれています。


―我慢しても、ええことなんかないからな―

―家族に優しくしてください―

―ちがつり、さむあん―


本当に怖いのは、ぼぎわん?それとも……。


是非、読んで確かめてください。

期待は裏切らないと思いますよ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます