夏目漱石

さて、文豪シリーズと参りましょうか。


まずは英語教師としても名声を上げ、外国留学も経験し、多くの弟子に愛された夏目漱石の作品。


『夢十夜』

【こんな夢を見た。】

 このフレーズから始まる短い夢の話。夢なのに妙にリアルで、恐ろしくも美しい話が掲載されています。

私は、ある夫婦の話と、ある男が赤ん坊を背負って道を歩いていく話が好きですね。

 みなさんも是非、夏目漱石の描く不思議な世界を覗いてみませんか?


『こころ』

 高校の教科書にも載っていたのではないでしょうか?前半は先生と僕の話。そして、後半は、先生が僕に宛てた遺書の内容が記されています。

 そこには、先生が若い時分に犯してしまった裏切りが詳細に記されていたのです。

 前半は、僕がいかに先生に好かれているかという自慢話。後半は、先生とKそして女性の三角関係を描いた、ある意味恋愛小説です。



『草枕』

 漱石が熊本に来た際に、立ち寄った温泉を題材にした半紀行文のような小説。その温泉には、出戻りの女が1人いて、「私」は彼女を内心馬鹿にしつつも、彼女との会話を楽しんでいる自分にきづきます。

 熊本に実在するものの描写の細かさとは対照的に、登場人物の心情があっさりと書かれているのも魅力の1つです。



『坊っちゃん』

 漱石が実際に英語教師として赴任した先での出来事をフィクションとして描いたこと作品。面白いのはやはり、先生達に付けるあだ名と生徒達との(くだらない)攻防戦でしょうか。よくもまぁここまで、校長や教頭に文句が言えるもんだと感心してしまいます。でも、当時はもしかしたら、こういう風景は当たり前だったのかもしれませんね。

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