キャラクターステータス
ウィザードリィ・ゲーム1 まだ青き出藍の鏡
ここから先は、本編を読まないと理解できない設定の羅列のようなものですので、本編を読んでから御覧ください。
もうすでに読んだという方はありがとうございました。わずかながらですが、作中の試合を描くにあたって設定した各キャラのステータスやスキルなどを見ていただけたら幸いです
○キャラクターステータス
・久能
魔力性質:無形
(現在)
魔力総量E 魔力出力F 魔力制御D 魔力耐性E 精神強度B 身体能力D 魔力感応C (非公表)術式構築B
(全盛期)
魔力総量B 魔力出力B 魔力制御B 魔力耐性C 精神強度D 身体能力E 魔力感応B (非公表)術式構築B
神童と呼ばれた少年。四年前の事故により魔法士としての大半の能力を失っている。
全盛期である11歳のころは、年齢に似合わぬ高スペック。
ただし、それは無理な訓練による成長なので、例え四年前に事故に合わなかったとしても、その時点で能力値は頭打ち。成人する頃には、能力の減退が起こっていた可能性が高い。
現在の彼に関して言えば、魔力に関する面でのスペックは、魔法士として最低ライン。魔力を生み出す魔力炉(丹田)が完全に死んでおり、生体エネルギーから最低限の魔力しか生成できない。また、肉体の一部が人工臓器や人工筋肉になり変わっている関係で、体に魔力を通しづらくなっているため、魔力を操作、出力するのにも難があり、簡単な魔法ですら発動するのに時間がかかる。
唯一平均値を保っているのが、魔力感応。これは、外部魔力への干渉や、他者の魔力へ介入するにあたっての能力。これにより、出力した魔力を保持したり、他者の魔法式に干渉したりすることは平均以上で行える。それを利用して、術式崩しを行ったり、トラップ系の魔法を使うことを得意としている。
主な魔法
・『
他者の魔法式に干渉、改竄する魔法。
例としては、
他者の魔法式を読み取り、その中に、不必要な術行程を組み込んだり、また必要な行程を抜いたりすることで、相手の魔法を壊す。
他者の魔力に干渉する『魔力感応』のランクが高くないと成功しないが、術式自体は簡単なので、使える魔法士は多い。
しかし、相手もみすみすクラッキングを許すほど甘い術式を組まないので、よほどの解析能力と干渉能力がない限り、メインを張れる術式ではない。
・『
ファントムの持つ因子を一つの魔法式に見立てて、そこに不要な情報を挿入することで因子を不活性にする術式。
シオンが組み立てた術式は、
の三行程を経た後に、
を行うという、五行程の術式。
『空白』の部分に相手の因子を表現し、それと反する要素を浮かび上がらせ、相手に叩きこむことでそれを破壊する。
この時点で、八個ある要素部と十個ある変換部の内、五個が固定されるため、この魔法式を使う場合の戦略は、かなり限られることになる。
また、相手の因子が露出していないと、最初の三工程で創りだした『空白』が意味を成さないため、不発に終わることになる。
カニングフォーク
『■■■■■■』
特A級の霊子災害を取り込んだカニングフォーク。
タイプドラゴン。
シオンはその存在力を弱めて、自身でも扱いやすくするため、『
使用には、『体内の魔力の流れを停止』『体外の魔力と同調』『龍脈と接続・検索』『マナの吸収』『マナと魔力炉の接続』『魔力性質を竜に変換』の六行程が必要になる。
なお、この内、『体内魔力の停止』と『マナと魔力炉の接続』は最悪飛ばすことができるが、その場合、魔力の制御が上手く行かず、五体がはじけ飛ぶ可能性がある。最も、カニングフォークが発動してしまえば、はじけ飛んだ体は植物で補強できる。明星タイガとの最終戦においては、行程を省略こそしなかったものの、不純物である『ガルダ』の因子が混ざっていたため、魔力の制御が出来ずに右腕がはじけ飛んだ。
大地の恵みを操り、生命の息吹を促すカニングフォーク。
具体的には、植物を操り、回復を促す能力。その根底にあるものは、災害を前にした人々の祈りである。災害を沈めるために行われたとある儀式を下地とした霊子災害であり、その結果の豊穣を表している。
○七塚ミラ
原始『合わせ鏡(カール・セプトの鏡回廊)』
因子『鏡』 因子一つ・ローランク
霊具『七面鏡』
ステータス
筋力値E 耐久値D 敏捷値C 精神力B 魔法力C 顕在性D 神秘性C
発生したばかりのファントム。
元は『カール・セプトの鏡回廊』と呼ばれる、S級霊子災害。そのためか、一つの因子でもかなり強力な力を持っている。
ステータスとしてはかなり低いが、その精神力の高さの関係上、低ランクのデバフ攻撃や行動阻害の攻撃を解除できる。ただし、筋力値と顕在性が低いため、物理的な拘束などは振り払えないことが多い。
七枚の鏡を霊具として、攻撃や防御に使う。
その七枚の鏡がすべて割られた時、ミラの霊体は維持が不可能になる。七枚の鏡は一枚一枚が因子の代用となっており、最大七つまで他者の能力をコピーできる。これは、ファントムの因子のみでなく、魔法士の魔法や、技術すらも因子として再現することが可能。ただし、現在のミラでは、コピーした因子を最大限扱えるのは、三つが限度。
元となった人格は、ネグレクトによって衰弱死した少女の精神。
孤独の中、彼女が愛したものは身近にあった鏡だった。鏡に写った衰弱していく自身を眺めながら、その裏側に理想郷を求めた。極限状態の中、魔法のチャンネルを開いた彼女は、死後その身を霊子災害へと昇華させる。その呪いが解けるのは、数十年後のことになる。
・パッシブスキル
『鏡』――『
自身が食らったダメージのうち、全体の七割を七枚の鏡で受け流し、残りの三割を相手に返すというパッシブスキル。
およそBランク未満の攻撃は反射することが可能。それ以上の攻撃力になると、パッシブスキルが発動しない。
・アクティブスキル
(最終戦で使用した四つ)
『
別名『
鏡に写ったものとパラメータを同調させる能力。
相手を自身に合わせたり、自身を相手に合わせたりと、かなり広範囲な能力。ただし、転写元の能力値が被転写側のキャパシティをオーバーする場合、転写側はオーバーした分の負荷を負うことになる。
『
姿を隠すアクティブスキル。
別名『
鏡の反射を利用して、光を操作し、自身の姿を見えなくする。
これと、シオンの使った
『
ミラいわく『
自身の鏡に他者の因子を写しとるアクティブスキル。コピーした因子は、ワンランク下がる代わりに、オリジナルと同程度の練度で利用できる。
これ単体では、ファントムに対して因子をコピーすることしかできなかった。
『
ジーンレプリカを強化したアクティブスキル。
ミラいわく『
鏡に写ったものを複製する能力。応用として、自身の因子を分裂させることもできる。そうすることによって、ミラは自身のスキルの媒介である鏡を無数に召喚することができるようになった。
また、分裂した鏡に因子写しをすることで、相手の因子を露出、もしくは劣化利用することができる。本格的にコピーした因子を使う場合は、オリジナルの七枚で因子写しをする必要がある。
『
合わせ鏡の呪い。
ミラいわく『
鏡に写った存在をその場に留めるという能力。『
映した鏡の枚数が多ければ多いほど、拘束力が増す。
その拘束を解除するためには、精神力か神秘性での対抗が必要。
正式なスキルではないが、シオンとミラの合わせ技として、『
こちらは、『鏡迷宮』によって拘束した相手に、『鏡映複製』を加える事で相手の因子を強制的に露出、それをシオンが因子崩しすることで、相手のファントムを戦闘不能にさせるというもの。
(最終戦で利用しなかったその他のスキル)
『
呼び方は『鏡映移動』。
ミラいわく、『
鏡と鏡の間を移動する能力
『
鏡に反射した光を収束させ、相手にぶつけるアクティブスキル。
『
鏡に映した存在を、鏡の中に閉じ込めるスキル。
『鏡迷宮』との違いは、鏡という異世界に相手を拘束する点にある。ただし、現状スキルの作りこみと、ミラの実力が伴っていないため、生物を拘束することができない。なので、相手の魔法を閉じ込めて射出する、と言ったことしかできない。
○明星
魔力性質:固形
魔力総量B 魔力出力B 魔力制御A 魔力耐性C 精神強度B 身体能力C 魔力感応B (非公表)術式構築B
テクノ学園一年首席。現在の実力者
ステータスのみで言えば、魔法士として完成されている。プロのトッププレイヤーや、実戦魔法士並のステータスであるが、まだ知識面や実戦経験が少ないため、ステータス通りの実力は発揮できていない。
二年前に霊子災害を取り込んだ影響で、左目を起点とし、体内に強大な魔力炉が形成されている。わずかでも魔力の操作を誤ると、あふれた魔力が自身を傷つける。魔力制御のランクがトップクラスなのは、常に命がけの制御を行っているからであり、天性のものではなく後天的な努力の賜物。
魔力性質が固形なので、主に物理現象を操作する魔法との親和性が高いのだが、『火』と『風』の二つは、体内の竜の属性と一致するため、制御が難しい。一番得意とするのは『電子』を利用したもので、多彩な魔法を扱う。
主な魔法
『電磁放射・探索』
電磁波を飛ばすことによって周囲を探索する魔法。放出した電子は自身の触覚とつながっており、三キロ程度のフィールドであれば完全に掌握が可能
『電磁格子・切断』
電磁気を収束し、格子状に放射することで、囲った対象を焼き切らせる。それを幾重にも重ねることで、あたかも切断したかのように八つ裂きにすることができる。
『電磁収斂・神弓』
雷を弓の形に変形させ、対象を射抜く。電磁誘導の性質を利用し、狙いを外したとしても、電撃のみは命中させることが可能。
『
自身の周囲の電子を操作し、電流の流れを作り出し、作成した弾丸を電磁差を利用して打ち出す魔法。
カニングフォーク
『暴虐の九頭竜王』
九頭龍伝説を元にした霊子災害。インドから伝来し、日本において派生した竜の伝承が独自に進化したもの。
元は、九つの自然災害を振りまく霊子災害だった。タイガはそのうち、『風災』『火災』の二つを見に宿している。
○千頭和ナギニ
原始『ナーガラージャ』
因子『人』『竜』『蛇』『天候』『毒』『翼』『火』『捕食』『不死性』
因子9つ。ハイランク
霊具『ガルダの羽』
ステータス
筋力値B 耐久値A 敏捷値B 精神力B 魔法力B 顕在性C 神秘性A
竜のファントム。因子九つのハイランクで、現在確認されているファントムの中でも、高位の存在。
その原始は『ナーガラージャ』
インド神話における、蛇神族ナーガの長たちの総称である。
元は、超A級霊子災害であった『暴虐の九頭竜王』であり、それを封印するために『竜』と『蛇』の因子を引き継ぎ、ファントムとして発生する。その際、自身の存在の安定のために『竜』の因子を分化させ、ナーガラージャとして完成する。
ステータスはこの時点でもトップクラスなのだが、重要なのは、これが公表ステータスであるという点である。何の補助もしていない時点でこのステータスなので、戦闘になった際、スキルなどによってさらなる強化がされるのが通例である。シオンたちが作戦会議の場において、化物であると言ったのはそれが所以。
無論、そんな破格のステータスが無条件で存在するわけもなく、彼女は日常的に力の安定を求められている。主人である明星タイガ同様、少しでも力の制御を誤ると、その瞬間自身が傷ついてしまうため、常に平静であることを心がけている。故に、戦闘になると力を開放できるため、かなりハイテンションになる。
彼女の元となった人格は、魔法使い崩れの地縛霊。
彼女は元々神社の娘で、神事を行ううちに魔法のチャンネルを開いてしまった。それを両親が利用し、実家の神社の再興のためにお告げと称して魔法を使い続けていたのだが、次第に魔女と恐れられるようになって、村八分にあい、最終的に自殺してしまった。タイガと出会ったのは、それから数十年後の話。
生前ずっと両親の傀儡だった彼女の唯一の楽しみが読書であり、それをさせてもらえるのなら、ファントムとして蘇っても良いと思ったのだそうだ。
気性が荒く、粗暴な雰囲気を出してはいるが、それは『竜』の因子の影響であり、元の人格はかなり純粋で思慮深い女性。その要素は細かい所にあらわれている
・パッシブスキル
『人』・・・『
人のパッシブ。『偉大な人間』を守る場合、一時的に自身のステータスをすべてワンランク引き上げる。この場合の『偉大』とは、ナギニが認めた人間のことである。
『竜』・・・『
竜のパッシブ。一定ランク以下の攻撃を無効化する。通常攻撃の場合はBランク以下、スキル攻撃においても、Aランク未満の攻撃はダメージを半減する。
『蛇』・・・『
蛇のパッシブ。竜の因子、あるいはそれに類する因子を持つ存在に対して、追加ダメージを与える。また、同じ竜からの攻撃にはわずかながら耐性を持つ。
『天候』・・『
天候のパッシブ。自身にかかる状態異常や弱体化攻撃の効果を減少させる。Cランク以下のデバフは完全にむこうとする
『毒』・・・『
毒のパッシブ。自身に回復不能の状態異常がかかるか、『竜』のパッシブを貫通した時に発動。すべてを溶かし尽くす毒を噴出させる。
乳海攪拌において、世界を焼き尽くしかけた猛毒。自傷による発動も可能。
『翼』・・・『
翼のパッシブ。炎に彩られた翼を生やす。飛行能力を得るほか、敏捷値において、対抗相手の方が高い場合、プラス補正が与えられる。
『火』・・・『
火のパッシブ。『翼』の因子が発動している際、その翼に火の要素を加える、また、『竜』のパッシブを貫通した際に発動。自身の体を火に変えて噴出することができる。
『捕食』・・『
捕食のパッシブ。戦闘状態に入ったら発動。両手に巨大な鉤爪を作り出し、攻撃判定が成功した時に、追加ダメージを与える。
『不死性』・『
不死性のパッシブ。即死級のダメージを負った時に発動。自身の肉体を、死んた状態で行動させることができる。霊子体の場合、致命傷による霊子の崩壊を遅らせることができる。
・アクティブスキル
『
自身のパッシブスキルを強化するスキル。
作中においては、ウィッチクラフトレースにおいて使用。『捕食』の因子を強化し、鉤爪での攻撃の追加判定にプラス補正を与えた。結果、空間を切り裂く程の攻撃力を発揮した。
どのパッシブスキルも強化できるものの、一度発動したあとは、しばらくそのパッシブスキルが機能しなくなるため、あくまで一瞬の強化バフとなる。
『
嵐を制御するアクティブスキル。
腕をふるうことで風を起こし、それを操る。竜巻として周囲を薙ぎ払ったり、一直線に風圧を飛ばしたりと、様々な活用ができる。
『
日照り、干ばつを起こすアクティブスキル。
周囲の水分を奪い、大地を枯れさせる。また、日照りを起こして気温を上昇させ、フィールド上の全ての存在に熱ダメージを与える。
『
不死性の因子を能動的に利用するスキル。霊薬という形でアムリタを顕現させ、他者に与えることができる。その霊薬を飲んだ対象は、死した後、一定時間、死体のまま行動できる。
『
自身の攻撃に毒性を付与する。攻撃判定に成功した時、相手を毒状態にする。顕在性がC以下の場合瀕死、B以下の場合、数ターン後に死亡する。
『
再生のアクティブスキル。欠損等のダメージを修復する。ただし、体力が戻るわけではない。
○草上
魔力性質:流形
魔力総量B 魔力出力C(B) 魔力制御B 魔力耐性D(C) 精神強度D(C) 身体能力D 魔力感応D(C) (非公開)術式構築C
魔力総量と魔力制御は天性のもの。なお、測定試験において、『より早く』『より単純に』結果を出すことを目的とした行動ばかりをとっているので、測定値はあまりあてにならない(補足で書かれた数値が本来のものであろうと考えられる)
彼女については、詳しくは続編にて。
○デイム・トゥルク
原始『■■■■(■■■)』
因子『騎士』『傭兵』『騎兵』『天衣無縫』『冠ミトラ』『虚偽(■■■)(■■■■■)』
因子六つ。ミドルランク(とされている)
霊具『■■■■■■■■■■』
ステータス
筋力値C 耐久値C 敏捷値C 精神力C 魔法力C 顕在性C 神秘性C
チェスの逸話に関係するファントム。詳しくは続編にて。
○天城
魔力性質:固形
魔力総量B 魔力出力C 魔力制御B 魔力耐性D 精神強度C 身体能力B 魔力感応B (非公開)術式構築D
才能だけはある魔法士。なお、その才能を有効に扱えるほど実力が伴っていない。
ステータスのみで言うと、上級生にも引けをとらないレベル。魔力耐性が低いのは、実戦経験の低さから来るもの。術式構築に関しては、その場で魔法式を組み直すコンパイル型が苦手であり、その数値となっている。
自分の実力を正確に見極め、研鑚をするようになれば大成する、かもしれない。
○榊原カブト
原始『兜割り』
因子『刀剣』『切断』『鋼鉄』『試斬』
因子四つ。ミドルランク
霊具『同田貫』
筋力値C 耐久値B 敏捷性B 精神力C 魔法力E 顕在性B 神秘性D
天覧兜割りにおいて直心影流の榊原鍵吉が用いた刀であり、その時の兜割りの逸話を原始としたファントム。同田貫の強度を誇るエピソードであり、彼自身もそれに見合うだけのステータスを誇っている。
パッシブスキル
『刀剣』・・・『直心影流』
刀剣のパッシブ。一般的な剣術を扱える。彼の場合は、天覧兜割りにおいて同田貫を利用した榊原鍵吉の流派であるが、同田貫は元々榊原の愛刀ではないため、あくまで剣術の基礎としての発現にとどまっている。
『切断』・・・『胴田貫』
切断のパッシブ。対象をわずかでも斬りつけた場合、その斬撃の判定値を拡張することができる。田に死体を横たえて胴を切った際、胴を貫けて下の田んぼまで切り裂いた逸話から。
『鋼鉄』・・・『折れず、曲がらず』
鋼鉄のパッシブ。自身が加えた攻撃において、反動を受けないスキル。天覧兜割りにおいて、刃こぼれ一つしなかった逸話から。
『試斬』・・・『鉄斬り』
試斬のパッシブ。相手の耐久値が自身の筋力値より高い場合、筋力値をワンランク上げる。
・アクティブスキル
『
無機物を攻撃する際、自身の耐久性をワンランク上昇させる。
『
生命体を切断する際、耐久性を下げる代わりに、筋力値をワンランク上昇させる。
『天覧鉢試し兜割り』
上段からの頭への打ち下ろしの際、攻撃判定にプラス補正、なおかつダメージにプラス補正を付与する。
○久我
魔力性質:流形、固形
魔力総量C 魔力出力E(B) 魔力制御D 魔力耐性E 精神強度C 身体能力E 魔力感応C (非公開)術式構築A
※全盛期
魔力総量A 魔力出力B 魔力制御C 魔力耐性A 精神強度E 身体能力E 魔力感応B 術式構築A
神童と呼ばれた少女。シオンとは違い、本当の天才。
詳しくは続編の続編で(まだ書いていない)
○飛燕(フェイエン)
原始『武術家』
因子『拳法』『気功』『遁甲』
因子3つ。ローランク
ステータス
筋力値B 耐久値C 敏捷値C 精神力B 魔法力E 顕在性B 神秘性D
因子3つのローファントム。しかし、近接戦闘に特化しており、近接戦においては他の追随を許さない。武術を扱うことにより、自身よりもステータスの高い相手に対しても立ちまわることができる。
気を織り交ぜた拳を叩き込むことに寄って、他者の経絡を乱す技法を扱える。一つの因子崩しである。
武侠と呼ばれる大衆娯楽ジャンルで描かれる武術に特化している。
アヤネのことはわがままな姪っ子くらいの感覚で見ている。ただ、従者としての自覚はかなり強いため、作中のようにアヤネを害する空気にはかなり敏感。
詳しくは続編の続編にて。
※番外編
○魔法競技五競技十三種目
・
称号『
一対一、あるいはバディ対バディの決闘形式。
どちらかの魔法士の霊子体が消滅するまで戦い合う、一番人気の競技
・
称号『
集団でのバトルロイヤル競技。
『ポイント争奪戦』と『サバイバル戦』の二種目がある。
『ポイント争奪戦』
他バディのファントムを倒すとポイント取得。魔法士が蓄積ポイントを所持し、倒されるとそれを失う。制限時間内に多くのポイントを稼いだプレイヤーの勝利
『サバイバル戦』
魔法士が霊子帯を維持できなくなるまで戦い合う。ファントムの消滅は勝敗に関与しない
・
称号『
エアレース
火山ステージ、水上ステージ、森林ステージの3ステージを、エアボードを用いて駆け抜ける。バディ戦のみ
ウォーターレース
水上ステージにおいて、ウォーターバイクを利用して駆け抜ける。シングル戦のみ
スキーレース
急斜面を下るステージにおいて、駆け下りながらステージに設置されたフラッグを破壊していく。シングル戦のみ。
・
称号『
擬似霊子災害である迷宮の攻略
解呪型
迷宮を構成する謎を解き、迷宮を解呪したプレイヤーの勝利
脱出型
トラップや他のプレイヤーを回避しながら、いち早く迷宮から脱出したプレイヤーの勝利
・
称号『
シングル戦
一対一において、互いに出した魔法に関する問題を解き合う。
チャレンジ戦
運営から出された問題を、複数プレイヤーの間で他者を出し抜きながら回答する。
・
称号『
基本使用魔法は、霊子属性による魔力弾。
シングル戦
持ち込めるのは銃型のデバイスを三つ。一キロの距離を走破しながら、遠距離、中距離、近距離の三種目での合計点を競う。
バディ戦
フラッグ、クレー、エネミーの三種類の的を、オープニングフェイズ、メインフェイズ、ラストフェイズの三つのフェイズに分けて射撃し、その合計得点を競う。
○魔法学校
日本に六校
高等部三年、大学部三年の六年コースと、それに大学院三年を加えた九年コースがある。
附属学校として初等部と中等部が存在する。
・国立魔法テクノロジー学園(テクノ学園) 関東
魔法を技術普及の観点から研究する学校
高等部より実技A科、実技B科、研究科、技術科の四クラス。
・聖マルグリット魔法学院(マリナ院) 東北
宗教魔術からの派生で成り立つ魔法学校。キリスト教、仏教、××××教、カルト、神話の五つのクラスが存在し、互いにいがみ合っている。
自身の魔法思想を絶対と考える十字科
魔法を通じて悟りを目指す覚科
神への絶対信奉を基礎とする信奉科
自身たちの思想以外を認めないカルト科
神話世界を信仰する神話科
・東欧オカルト工芸学園(オカルト芸学) 北海道
世界の『魔術』技術を研究する過程で魔法を扱う学校。一番魔法を魔法らしく扱う。
・オリエント魔法研究学院(中央学府。オリエント) 関西
日本最大の魔法学府。エリート志向の魔法士や、実力主義に惹かれて入学した生徒など、様々な目的の生徒が集まる。
神咒宗家という魔法の大家に連なる、古代魔法を信奉する『自然派』
近代以降の魔法研究こそが至高であると考える『人智派』
それらから外れた『親和派』
といった派閥がある。
・日本アニミズム魔術学園(アニマ園) 中国
カニングフォークを研究するためにオーバークラフトを扱う学校。
・修験陰陽専門学校(陰陽専科) 九州
神道を中心とした日本に古くから伝わるフォークロアを中心として扱う学校
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
続編を公開しましたら、そちらでもよろしくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます