第96話:描写の書き方~ありふれた描写を活用する

 それでも、描写が書けない人は、巷にありふれた描写を再利用するのも手です。


 たとえば、大雨を表現するのに、「バケツをひっくり返したよう」などと書くことがあると思います。


 こういうのをたとえば、血の海を表現する時に、「赤いペンキの入ったバケツをひっくり返したように」と表現するのもありかも知れません。

 (私は実際に使いました)


 一般的な表現ならば、パクリにはならないでしょう。

 しかし、個性的な表現だとパクリになるので注意が必要です。

 あくまでインスピレーションをもらい、そこから自分で料理する事も必要です。


 それには、読書が必要ですね。


 ちなみに小説だけではなく、漫画などからでも描写のヒントは得られます。

 そのシーンを見て、自分ならどう表現するのか考えてみるのも練習になります。


 私も映画などでシーン展開が上手いなと感じると、たまに頭の中で文章化したりしています。

 小説以外でも勉強になると思います。

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