　どうせ書くなら、本気で気合の入った感想文を書いてみようと思いました。

　でも、感想も本気で書くのは、実はものすごい労力が必要なんです。

　そりゃもう、小説を書くのと同じぐらいの労力が必要です。

　良く思いだしてください。

　小学生の頃、読書感想文って書くのが大変じゃありませんでしたか？

　本当は感想文を書くのって、すごく大変なことなんですよ。

　気持ちを書けば感想とは言いましたけど、実際問題として作者に伝わらないと意味がないわけです。

　すると、しっかり読んで、自分の中の気持ちを整理して、さらにそれを作者に伝えられるような文章にする。

　レビューには論理性が必要と書きましたが、やはり本気で感想を伝えるには論理性が不可欠となるのです。

　「つまんない」だけでは、作者に「つまらない」という気持ちが伝わりません。

　「こういう理由で、こう考えたから、結果つまらなかった」……このように書くのが、正しい感想だと思っています。

　相手に伝える以上は、感想もコミュニケーションなのです。

　つまらなければ、感情を罵詈雑言に乗せて書いて、それを感想だと言う人もいます。

　でも、それは私に言わせれば、ただの感情的な文章であり、感想としては不完全です。

　「感じた想いを伝える」……そこまでやらなくてはなりません。

　そして、それに必要な要素があります。

　それは……

　愛です！！！

　……あ……やめて……そんな目で見ないで（笑）。

　一応、本気なのよ、これ！ｗｗｗ

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