第43話:長いタイトルをつける

 タイトルは短くてもいいんです。

 ぶっちゃけシンプルな方が、個人的には好みです。


 しかし、ここで話すのは、読んでもらうためにタイトルを使って「宣伝」を考えるという話です。

 読んでもらうための努力を惜しまないなら、やってみる価値はあると思います。

 前回、書いたとおり、タイトルを変えるだけでPVを増やすことは可能なのです。


 では、タイトルの長さはどのぐらいまで許されるのでしょうか。


 正直、最近はどこまでも長いギャグのようなものも多いようです。

 しかし、やはり「一息で読める」ぐらいの長さがベストだと感じています。

 長すぎると、ぶっちゃけ後半はどうでもよくなっていると思います。


 じゃあ、どのようなタイトルをつけるのがいいのでしょうか。


 よくあるのは、5W1Hの要素を入れる方法でしょう。

 すべて入れると、それはそれでうざくなります。

 個人的には、3要素ぐらいが程よく感じています。

 入れるものは他に、代名詞や名詞をいれます。

 それらは検索した時に引っかかりやすいキーワードのようなものを入れるといいでしょう。


・○○が△△して、××になった!

・○○と△△の××!

・○○は△△で、××を目指す

・○○を△△にして、××になるまで

・○○で△△として、××になる!


 これはもちろん、説明文形式のタイトルです。

 ほかにもいろいろとタイトルの付け方はあると思います。


 ただし、気をつけたほうがいいだろうと思うのは、使用する名詞です。


 例えば、流行ワードである「異世界」「チート」「ハーレム」等を入れるのはいいのですが、要素3つともこれを使っても全く目立たないため、宣伝効果がありません。


 個人的には、3要素ならば、流行ワードは1つだけがお勧めです。


 あとの2つは作品のユニークさが伝わるようなキーワードを用意すべきでしょう。

 見た人が「なんだよ、それ。気になるな」と思わすワードを入れておきましょう。

 まあ、そのキーワード選びが難しいわけですが、そこはさすがに皆さんで考えていただくしかないと思います(笑)。

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