第34話:4人目の自分は小説家

日本経済、こればかりは人の手、心理などによって左右される。

GDPも然り、出生率も然り、未来と言うものはやはり誰にも想像もつかない。これが正しいだろうと考えて行動してみたら、やっぱりああしたほうがよかったなど。

そうならないためにも常に「最悪のシナリオを想定した動き」が大事である。そう考えなければならないと考えさせられる。

今回の2016年度は株価が下落する一方である。もしかすると今後ますます下がっていくことも考えられる。

しかし私にはそれをどうしてもやめるわけにはいかない。

3人目の自分はいつか芽を出してくれればいいと考えてさえいるくらいだ。

なぜなら1人目の現実社会で働く私と2人目の株主(あまりにも下値で株を購入したおかげで高評価益が出てる状態)がいるので、3人目が多少ぶれたところでどうということはない。

正確には1人目のオリジナルの私が病気で倒れてしまったりしない限りは常に健全とでも言っておこう。職を失うことなく、毎日ストレスをあまり感じずにやる、これこそが人間至福の時であると考えたりもするのである。


個人投資家として色々と技法は存在する。詳しくは参考書など見てほしいが、大まかに現物取引と信用取引と先物取引などがある。

いうなれば現物以外は全て他人から借り入れて安い時に買ったり、先に株を仕入れて高値になった時に売ったりなど色々とあったりする。

特に下落一方の現代では「空売り」と称したものが一番稼げやすくも思うが、これの恐ろしいところは予想が外れて連続ストップ高を出してしまうと上限なく破産まっしぐらになるところだ。

いずれにせよ、人から何かを借りて行うということは非常に恐ろしいということを考えなければいけないと私は思うのだ。

だから3人目の個人投資家は全て「現物取引」で行うようにしたのだ。

そうすればどれだけマイナスになっても0円で終了、借金を背負わないということは実質的なマイナスというものは存在しない。

私なりに考えた「ローリスク・ハイリターン」というものだ。これなら万が一株価が上がれば大儲けできるし、下がっても損失はないと言える。

もちろんお金を失っているので損失じゃないかと思うかもしれないが、元々株をする人の大半は「余裕資金」と呼ばれる中で、トレードを実施している人も多いという。

中には生活費以外全てつぎ込んでいたり、借金してまで博打をする人もいる。それは本当にやめておいたほうがいいというのは今回の株価下落などを見て一層痛感するところである。


とりあえず現状の個人投資家の私は200万の余裕資金とキャピタルゲインで稼いだ200万の計400万円だけで株取引をすることにした。目的は長期保有を前提として、プラスになっていれば自分の納得のいく金額であれば売却、下がっていても5年後に売ればいいかなという考えを持ってやっていきたいところだ。これが可能なのはやはり1人目の自分が常に「絶対的強者の余裕」を見せておかなければ実現はできないものであると感じるのだ。

もちろん私もお金が大事なので自由に使える資産としてさらに別途200万円を銀行に預け入れている。

毎月の給与振り込みと合計し、200万は常にキープしつつ、余った資金を(3万で4万でもいいので)投資に回そうと考えた。

今までは余った金額でまた安くなっている株を購入しようと考えたが、今の株価を見ていると下がる一方な気がするので当面は株価はほったらかそうと考える。


それよりももう一つ重要なものがある。貯蓄は何もお金だけではない。

知的財産など色々と投資しなければいけないことに気付いたのだ。

そう、4人目の自分だ。

4人目の自分を新たに発明しなければいけないと考えているのだ。

そして最初は「印税」を狙おうと考えた。そう、作家だ。

しかし作家やライターといっても書籍を発行する場合どうすればいいのか分からないし、店頭に並べても仕方がないじゃないかと思う。

なぜなら有名な著名人でもなければ売れる見込みないので、かえってコストの回収が難しいと考えるからだ。

ならばどうするか。

ふと考えていた。最近ある携帯小説が本となり店頭に並んだ。


小説かああああああああああああ


と思い、このサイトを見つけて今に至るのだ。


次回は4人目の自分「小説家」について語りたいと思う。

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