ジャンルがSFだという事もあり、読んでいく内にラストは予想できましたが、それでも『猫に対する作者の愛情』が垣間見れ、最後には軽妙な王道パターンで締めてくれました。読後の欠伸に、歪な機械音が伴わない…続きを読む
読んでいくうちに妙なドキドキ感についつい引き込まれてしまいました。最後の衝撃の展開に納得しつつ、実はまだ理解できていないのでは、と余韻が残ります。とても不思議で面白かったです。
一言だけ言わせてください。これ、ほのぼの恋愛で猫がかわいくて結末もハッピーエンドみたいな終わり方をしていますが…実は実験は大失敗してますよね?それに気づいたらぞっとしました。
いやあ、こういういい意味の悲哀を感じさせる書き方、見習いたいものです。詳しくは本編へ――やはり読了するしかあるまい|д゚)
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