ホラー総括(前編)

 ホラー作品の中で小生が気に入った作品は、


『家の納屋にダンジョンがある ―God in the abyss of despair―』

『穢れた救世主は復讐する~『最後の審判ゲーム』~』

『僕の妹はバケモノです』

『北陸クトゥルフ紀行(仮)』

『世にも奇妙な商品カタログ【ホラー短編集】』


 この五作品に決定いたしました。

 では、大賞候補を発表する前に、もう少し詳しい感想からどうぞ。


『家の納屋にダンジョンがある ―God in the abyss of despair―』


 たぶんゲーム『ダークソウル』系列の影響を受けた作品。

 最初のうちはよくあるダンジョン物だと思っていましたが、主人公がある事実に気付いてから物語に深みが生まれ、一気に面白くなりました。

 ダンジョンの謎というミステリー要素もあり、とてもよく出来た作品かと。

 だからこそ、おしい作品なのですよ。

 


『穢れた救世主は復讐する~『最後の審判ゲーム』~』


 序盤はあまり面白いと感じませんでしたが、だんだん面白くなってきた作品。

 まあ、この作品を面白いというと小生の人間性を疑われる気がしますが、基本的にもしも、というお話は好きなのです。

 

 人々がある状況に追い込まれたらどんな行動を取るのか。

 それをお気楽に考える作品だと思います。

 この作品を読むと『デビル17』という作品を思い出します。

  


『僕の妹はバケモノです』


 ラブコメを打ち砕くライトノベルホラー。

 まさにこれがそれです。

 読者の妄想も希望も関係無しに突っ走るその姿。

 小生は好きです。けっけっけっ(ニヤリ)


 でも、この手の作品は書籍化しても三巻ほどで終わりそう(汗)

 うーん、難しいですね。小生は好きです。



『北陸クトゥルフ紀行(仮)』


 じめじめとしたクトゥルフホラー作品。

『僕の妹はバケモノです』と似て非なる作品だと思っています。

 まあ、個人的に思っているだけですので、当てにしないでください(汗)

 カクヨム内部で、ぜひ続きが読みたい作品の一つ。



『世にも奇妙な商品カタログ【ホラー短編集】』


 あまり書籍化するイメージはありませんが、ホラーとして面白いです。

 どうなるんだろう、と先が気になる展開は、恐怖作品と相性がよろしいようです。

 カクヨムで読んだホラー短編集の中では、一番面白かったと思います。


 まず誰かにカクヨムホラーをお薦めするとしたら、この作品からかもしれません。



 以上、感想終わり。

 さてさて、大賞の発表に移りたいと思います。

 ですが、一度ここで区切ることにします。


<続く>

 

 

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