第90話 書籍化作品の特徴

おっす、野次馬でっす。


2年振りくらいにランキング見に行き、自分の書いたレビュー見返したりして、書籍化や賞を獲ってる作品を分析。


いやあ、カクヨム、異世界転生ものばっかだね。実は俺、そっち系は全く興味なくて。一個だけ、すばるちゃんだっけ?ふつーの男が綺麗になったやつ、えーと、「おめでとう、俺は美少女に進化した」??だっけ、応援してたんだけど。


それ以外は読んでない。読まず嫌いなのかなあ。俺、RPG系苦手で。リアルで大変だとさ、勇者冒険系は嘘っぽく感じちゃって読めない。ほら、魔法とかさあ。召瑍法とかが気になって。実際に真似ちゃうと不味いから微妙に変えてあるというのは良く聞く話。悪魔とか、式神とか呼ぶ方法はやっぱり物語より、ちゃんとした原典が気になる俺。でも、秘術は書物でなく、口伝はどの世界も同じ。


クロウリーとか下敷きにしてるやつとか、詳しいやつは別かもしれないけど、とにかく苦手なのは「ゲームじゃねえし」と思っちゃうせいだね。具体的、かつ真面目な密教の話とか、カバラとか生命の木とか、詳しく知ってる人の話ならいいよ。具体的なら。勇者とか言われちゃうと、史実だったら読むのにな、と思っちゃうワケ。名前や都市名、道具名エトセトラ、細かい設定が気になり、読んで楽しめない。基本、小説って、デタラメの作り事の世界だし。


まあいいや、カクヨムは前から、異世界転生モノばっかだったから。驚く必要なし。で、実はプロとカミングアウトしてたり、賞獲ったりしてる作品、自分の過去にしたレビュー見直してみると、星は3つ!俺、ちゃんとプロには3つ星付けてるじゃん。


うおー、逆から言うと、俺が星を3つくらい付けるやつじゃないと書籍化は遠いわけだ!


なんじゃそりゃ。


良いものはイイという、当たり前の結果。


俺の中では、決定的なことなんだけど、プロはやはり、すごいね。何が凄いかと言うと、何を書いても、すっきりと著者がどんな人かが見えるのがすごい。


これは重要なことだけど、作者がきっちり姿が透けて見え、かつ描写が映画的にはっきりしていて、だらだらしない。俺とは真逆です。世界がキッチリと眼に浮かぶ。小手先の芸じゃない。


丁寧、でも丁寧過ぎない。構成が理系頭脳。文書だと、何でも書けるから小手先の罠に陥りがちなところを、確固たる自我で置き換える。


書いている人がいいから、結局、何をテーマにしても、良いものが書けるということになる。


うーん、やはり技術の問題じゃなかったね。


寝る。おやすみなさい💤



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