一生のお願い、だなんて



ずしん。音をたてる。物質ではない球弾《たま》が突き刺さる感覚。そうだ、これだ、言い表せないものを描く、この人の書くコトバはダイレクトに急所《深いところ》にあたる。感情を。感性を。記憶を。意思を揺さぶる。読み流すことは出来ない。一文字だって。

大切な作品です。ありがとうございました。

類を見ないような物語の構成にも目を見張りましたが、読了すぐには冷静な思考は難しいです。

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