No.2300.妄思抱擁礼願

布団に寝転がって 眠りに落ちる

その寸前に 包まれた

優しく抱きしめてくれた君は誰

でも ありがとう

本当の 優しさに 触れた気がした


気付けば 既に朝で 日差しが眩しい

カーテンを開ければ 目映い光

直ぐに 眠りに落ちたみたいで

誰だったのかさえ わからない

ただ 優しく抱き締められた感覚

わかっているのはそれだけ


お盆近くだったからなのか

妄想の産物だったのか

既に夢の中だったのか

真実はわからない


でも ありがとう

届く事はないだろうけど

ありがとう


いくつもの出逢いと別れ 繰り返して 今ここにいる

これから先 誰かに恋するかも わからないけど

抱き締めてくれて ありがとう

直ぐに 眠りに落ちたみたいで

誰だったのかさえ わからなかったけど

抱き締めてくれて 本当 ありがとう


お盆近くだったからなのか

妄想の産物だったのか

既に夢の中だったのか

真実はわからないけど

それでも いいんだ

本当 ありがとう

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