No.2085.MEDICINE

言う事だけは やたらシビアなくせに 実体は ただのメタファー

その言葉の重みも知らずに 繰り出す睦言


現実と剥離していき 冒されるのは 被害者意識

一人よがりで 一方的な 強制我儘


半端な対抗心と 反発心じゃ

根っこから 歪んでも 当たり前じゃん

そんな事もわからないなんて

馬鹿には つける良薬はないね


感じた事は 妙にファニーだったし 本当は もろにプリティー

あざとく視線を交差させて 吐き出す卑猥


具現し始める 暴力と荒圧 加害的敗北感

ぶっとびすぎて 把握できない野放図


狂心な絶望視と挫折衝動

頭っから 僻んでも 無意味でしょ

わかっているはずなのに

馬鹿には 似合う毒薬もないね


信じた事は 実はフェイク らしいし 奥底は まじクレイジー

息を吐き出すみたいに 裏切れる非日常


失言 超越し 恍惚と欺瞞 たらふく貪る

独善的な考え 振り乱し振りまく


いかれた正義と義侠心

足元から壊れて 滅んでやがる

目を逸らし続けているのか

馬鹿には どんな劇薬も無駄だね

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る