No.2078.何気ない言葉なのに

何気ない言葉なのに こんなにも 温(ぬる)いのは 何故だろう

心が ポカポカして ホカホカになっている

あぁ これが この気持ちが 大事なんだね


雨が降っていたようだ 道路は うっすらと 湿って

鼻に辿り着くのは 本当 とっても芳(かぐわ)しい

匂いフェチってわけじゃない けども きっと 皆も同じ事 思うよね


いつ何時 何処で 何があるのか そんな事は 誰にも わからないもの

人生って奴は 浮かべば 大富豪 沈めば 大貧民

ほんのり ちっちゃな切っ掛け それが 根本を 変えてしまったりもする


生きるって事は 日々 新鮮さを味わう事なのかもしれない

そう思ってみれば 少しは ましにもなるだろうか


何気ない言葉なのに どうしても 微笑が こぼれてしまう

ゆるやかな 流れに 身を 委ねているよう

あぁ これが この気持ちが 大事なんだね


目覚めてみると ひんやりした空気 肌に感じた

カーテンを開けて 見えたのは 一面雪世界

今年も とうとう 冬が 本格的に 到来したみたいだ


この小さな手 頑張っても 掴めるのは 本当 一握り

離してしまわないように もちろん努力は続けている

どうにもならない現実 ぶつかってしまい 壊れそうにもなるけど


進む為には 絶望を何度も 味わい 挫折を跳ね飛ばす

耐久性の求められる 戦いだらけなのか


何気ない言葉なのに こんなにも

何気ない言葉なのに どうしても

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