No.1914.All of despair
粒子が飛び交い ぶつかり はじけ 消えていく
いずれ なくなって無の空間だけ
何も残っていないんだろうか
残暑って奴が続いてる八月も下旬
涼しい風と強い日差しの曖昧なぬるさで
なんだか体調も 優れなかったりするけど
休む間もない忙しさに追い立てられて
歪みがだんだん拡がってしまう
真っ暗なトンネルの出口にはいつ届く
咳き込んで止まらない口からでてきたのは All of despair
相反する感情 飛び散り 砕け 壊れてく
そして 強い方だけがフワフワと
連鎖し 膨れ上がってしまう
重い体で目が覚めて かすかに痺れていた
同じ時間軸を進んでいるはずなのに違う時間
凍えた指先で 触れたものは凍ってしまう
まわりをみやる余裕もないままから回って
ひしゃげた笑い顔だけが鏡にうつる
真っ暗なトンネルの出口にはいつ届く
咳き込んで止まらない口からでてきたのは All of despair
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます