No.1662.壊れた魂はなす術もありませんか

壊れた魂を直す術はありませんか

壊れた魂はなす術もありませんか


心の闇が肥大化してどうしようもなくなった時

人は悪魔にも天使にもなりえるだろう


散り散りになったこの想いは

粉々のまま霧散してしまうのか


指先が宙を舞い

そして薄れていく


壊れた魂を直す術はありませんか

壊れた魂はなす術もありませんか


記憶の箍がはずれてしまいゆっくりと抜け落ちる

オレは 終わりも始まりも ハジマラナイママ


切れ切れになったこの力は

回復する事も忘れてる


視線が虚空を

激しく彷徨っている

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る