No.1348.ドラスティックなはじまり

青いワインを注ぎ足して

視えるのは冷酷な微笑

妖しい手付きでやらしそうだ


並べられたコルクが物語るは


三日月を突き刺して飲み干せば

魅惑なる酔いのはじまり


黒いドレスは美しく

肌と肩の露出が悩ましい

不適な口元が求めるのは


はじきだされた金額忘れて

太陽を切り裂いて飲み干せば

魅惑なる酔いのはじまり

ドラスティックなはじまり

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る