No.1230.軽く投げた紙クズが石の飛礫になって降り注いだ

電子パズルに仕掛けられた secret noise

解き明かしても答え無き sign

鳴り始めた sleep alarm


部屋にこもってカッターナイフ片手にダンボール細切れにして

悶々として晴れないこの葛藤を捨ててしまいたい消してしまいたい

買ったばかりの灯油ストーブは無感情に燃え続けてオレンジに輝く

軽く投げた紙クズが石の飛礫になって降り注いだ


デジタル思考にとらわれた dummy boy

送り続けても返事無き mail

泣き崩れた heart break


心閉ざして瞳も枯れて光を失い流れに身をまかせるだけ

鬱屈とした空気の中に溶け出して自分の身すらも壊れる事望んでる

買ったばかりの灯油ストーブは不親切に燃え続けてオレンジに輝く

軽く投げた紙クズが石の飛礫になって降り注いだ

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