No.1086.雲一つない秋空の下

雲一つない秋空の下

すれ違う人々は忙しそう


抱きしめたい そうおもっても

しがらみって奴にしばられ

今一つ踏み込めない


大通りで意味も無く 物思いに耽って

不甲斐なさに身もだえ


雲一つない秋空の下

寄り添う恋人達は楽しそう


愛してみたい 一途に願い

静かに燃えている情熱

けど何も出来ないのか


ベンチに腰掛けて情けなさにうなだれ

我が弱き心知る

雲一つない秋空の下

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