No.821.カツカレー
いつもいく居酒屋のランチ
今日も一人でいったんだけど
まさかそこで 会うとは思わなかった
いろいろあって余裕のないこの時に
確かに話ししないわけじゃないけど
君の隣で 同じ職場の娘と三人で
食べたけど 一度もこっちに顔を向けなかったね
僕がいい女だって言ったの
おそらく その耳にもはいってるんだろう
そんなことは わかりきっている事だし
カツを一個づつくれたのはまじで
嬉しかったけど この気持ちがほんとう
ますます 抑えられなくなってきてしまっているから
まったくもって 困ったもの だからといって 今のまま
いっぱいいっぱいのままじゃ ろくな事も言えない
なによりも 君を傷つけてしまいそうで
それが一番 怖くてたまらない
いっそのこと 嫌われてしまえば いいのだろうか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます