No.821.カツカレー

いつもいく居酒屋のランチ

今日も一人でいったんだけど

まさかそこで 会うとは思わなかった


いろいろあって余裕のないこの時に

確かに話ししないわけじゃないけど

君の隣で 同じ職場の娘と三人で

食べたけど 一度もこっちに顔を向けなかったね


僕がいい女だって言ったの

おそらく その耳にもはいってるんだろう

そんなことは わかりきっている事だし


カツを一個づつくれたのはまじで

嬉しかったけど この気持ちがほんとう

ますます 抑えられなくなってきてしまっているから


まったくもって 困ったもの だからといって 今のまま

いっぱいいっぱいのままじゃ ろくな事も言えない


なによりも 君を傷つけてしまいそうで

それが一番 怖くてたまらない

いっそのこと 嫌われてしまえば いいのだろうか

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