No.662.魔性のメス

ふいにキスをくれたのは君

ちかづけば とおざかり とおざかればちかづいてくる

この心 玩ぶかのよう


隙をみせれば 罠にかかる


本気になりそうなのに

拒否られてる その癖 甘えてくるなんて


ああ 知り合わなければ

こんな 心地よくもない 苦痛 知らずにすんだのに

いつか 無理やり 襲い掛かりそう


会話をとめたのは僕

つかまれば 嫌がられ つかまえれば 逃げてゆく


この体 いじりまわした癖に

余所見してれば 棘がささる


遊びのつもりじゃないのに

さけられてる だけども抱いてだなんて


ああ 知り合わなければ

こんな 心地よくもない 苦痛 知らずにすんだのに

まじで 無茶苦茶 やっちゃいそう

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る