No.623.霧雨の中に

霧雨の中に君が 溶け込んでゆく つかもうとしても 手がひんやりするだけ

指先についた 滴だけが悲しい微笑を讃える

霧雨の中に僕が 迷いこんでゆく 乱反射する光に 入口も出口もわかりえない

mist in rain day mist in rain day


ちょっとしたすれ違いが やがて大きな亀裂となる ままあることだけど

いざ 実際 体験してみると 結構辛いもの


自分が悪いのかも 考えられずに 泣きそうになる

煙草くわえてるのも忘れて 心がどこかとんでいる

唇に熱を感じて きづく体たらく


霧雨の中に君が 溶け込んでゆく つかもうとしても 手がひんやりするだけ

指先についた 滴だけが悲しい微笑を讃える

霧雨の中に僕が 迷いこんでゆく 乱反射する光に 入口も出口もわかりえない

mist in rain day mist in rain day


一度の掛け違いが 二人の中に ひっかかってしまい 壊れてしまう

そう 現実 経験して学習していくのかな


何が問題なのかを理解できず 鬱

明日ははやいのに 眠りに落ちることもなく

まどろみの中で叫ぶ この体たらく

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