No.291.二つの太陽花
透き通った清流の中を泳ぐ魚達
咲き乱れる 向日葵の草原の中 一人寝転ぶ
黄色や 赤色の太陽を行ったり来たりする蜜蜂
世間も時代も忘れて 一人 無心の空間
何も考えず ただ 肌に感じるまま
目にうつるまま 耳に聞こえるまま
鼻に香るまま 口が答えるまま
空の青々しさと 大地の逞しさに身を委ねる
旋回している鳥達の群れの音
輝きを増す 向日葵を感じながら
時がたつのも忘れて 一人静かに
広く大きく そびえる 逞しき花
太く 太く 育つ陽の太陽
黄の向日葵よ 赤の向日葵よ
二つの向日葵よ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます