No.283.川と花火の青春

君の名を呼び 君の温もりに癒される

メルヘンな出会いじゃないけど 二人

雨も降らない天気の中抱きあった


曇り空が優しく微笑む 夏の日差しが隙間から差し込む

ちょっと蒸し暑いから はしゃぐように 川と戯れた

びしょ濡れのまま 子供のように

大人になるに連れて忘れそうなあの心を 蘇らせて


雫降り注ぐ 今日は相合傘して

手をつないでお祭り気分の二人

いろいろな花火を持ち寄って

夜のまどろみの空の中 光り輝く花火の煌めきとざわめき

線香花火を 手に持ち 儚さにしんみりして


馬鹿みたいな事でも 大事な思い出の一つ

青春は ちょっとした冒険の毎日

一つ一つが新鮮な日々

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る